ブギウギが終わった。退職して朝がゆっくりで朝ドラをみるようになった。7時15分~リバイバルの朝ドラ。

あまちゃんとかまんぷく  そして7時30分~BSで  

なつぞら  おかえりモネ  カムカムエブリデー  そしてちむどんどん  らんまん  舞い上がれ

そしてブギウギ  このブギウギ  最初はしばらくみなかった。 けど、桃色争議ごろからかな。おもしろくなってきた。

らんまんも 高知で自由民権運動。 そしてどちらの作品も 戦争が描かれていた。

戦争は繰り返してはならない。 悲劇である。 そういう時代に翻弄されずに 自分のやりたいことをひたすら追い続け

生き抜いて  牧野富太郎があり、笠置シズ子や淡谷のり子がいる。

 

笠置シズ子はほとんどぼくのなかには記憶にないけど、東京ブギウギはやっぱり知っている。

 

 

けど、この歌が素敵だなあ。もし、いまクラスをもったらこれをテーマソングにするかも。

「ヘイヘイブギウギ」いい歌詞だ。

 

 
 

 

そして淡谷のり子も。「全日本歌謡選手権」という番組で 愛のこもった辛辣な言葉を投げかけていたこと

そして戦争は「戦争はいや、私は軍歌は歌わない」そんな歌手として記憶にある。

 

軍歌はもちろんだけど演歌も大嫌い。情けなくなるの。狭い穴の中に入っていくようで望みがなくなるのよ。私は美空ひばりは大嫌い。人のモノマネして出て来たのよ。戦後のデビューの頃、私のステージの前に“出演させてくれ”っていうの。私はアルゼンチン・タンゴを歌っているのに笠置シヅ子のモノマネなんてこまちゃくれたのを歌われて、私のステージはめちゃくちゃよ。汚くってかわいそうだから一緒に楽屋風呂に入れて洗ってやったの。(その後ひばりが)スターになったら、“そんな思い出ないや”っていうの。

 

 

今回は茨田りつことして登場していたが、そのクールで 福来すず子とは好対照だけど、その辛辣な言葉がときに励ましになり

すず子の良き相談相手でもあったことが描かれている。

ブギウギ ラストシーン  鈴子のセリフがよかったなあ。

「自分のことは自分でやる。やれんことはやってもらう。やれることはやってあげる。

 人に生まれてきたからにはみんなに義理があんねん。その義理を果たすんが人情やとわたしは思うねん。

 だからこの世は義理と人情だらけや」

 

 うん、昭和やけど。義理と人情。 大事にしたいなあ。

 

 やっぱりしみじみとしたあたたかな 人と人がつながるっていうのは とっても素敵だ。

 宝塚歌劇。も。いろいろ話題になっているけど、軍隊じゃないんだから…ね。おかしなことはおかしい。

 人と人がつながる。つながる喜び。生きる喜び。それを観客は期待しているんだよね。

   芸は人間。人間らしさこそ真骨頂であってほしい。

 

 ブギウギいろんな人がつながって  その義理を人情として 互いに支えあって生きていく。

 そんなことを感じさせてくれました。