国会予算委員会をちょくちょくみているが、自民党の裏金問題を追求する論議がいつもながら通りいっぺんで自民党の「逃げ」と
「ごまかし」の壁をやぶれない。追求に工夫がない。
ロッキード事件のときは「記憶にございません」がはやり言葉で。最近でいえば、森友加計問題のときも桜をみる会のときも、なんか自民党や政府に「逃げられっぱなし」いつまでそんなこと繰り返しているの?
本当なら 今の自民党政権なんか どっこかに飛んでいっているはずなのに。…
追求に工夫がない。怒りがない。 リアルな世相をつかんでいない。「国民の声」とかなんとかいいながら、実は政党の論理で
動いているから… 国民の声というなら、その声を束ねて せめて「10万人」できれば「100万人」規模の国民怒りの集会くらいする気迫がなければ政権を倒すことはできない。岸田政権を倒したところで、次のまた「○○政権」がでてくるのがオチだ。いつまで愚行をくりかえしているのか。最自社の自民党はそうだが、野党もふがいない。
子ども達が国会論戦したらどうだろう…
子 「岸田総理。自民党の裏金問題について説明してください」
首相 「みなさんを幸せにするために私たちは政治をしているのですが、政治にはお金がかかるんですね。いろんな方法でその資
金を集めているんですね。今回本当は帳簿にきちんと記載しなければならないのをミスで記載されなかったんです。それが
問題になったんです」
子 「たとえばテストで名前を不記載とか、まあ、わかっているのに書き間違えたなら許してもらえるのでしょうか」
首相 「それとはまた違うと思います。」
子 「政治家は何をしてもミス、そしてだれか秘書さんなどの責任にすることが多いのですが、どうして自分では責任をとら
れないのですか。」
首相 「私たちは国民のために懸命に仕事をすることが責任だと思っています。責任のとり方にはいろいろあると思います。」
子 「いつも僕は先生から怒られて 自分で責任をとれないことをしてはあかんとか。自己責任だとかうるさくいわれるので
すが子ども達には失敗は許されないのに政治家のみなさんはどれだけ失敗や間違いをおかしても国会議員を続けられる
のはどうしてですか」
首相 「それぞれの立場や人によって責任のとり方は違ってくると思います。」
子 「もし、今回のようなことが道徳の授業で考えるとしたら総理はどのような授業されますか。教室でこどもたちに授業し
てみてください」
首相 「世の中には善悪の判断というものりがあります。それをわきまえて行動するようにしてください」
子 「答弁になってなってじゃないですか。総理あなたの言っていることが意味不明です。あなたたちが総理大臣を
されている限り、日本社会に未来はないと思います。一番迷惑をこうむるのは、未来に生きる私たちです。
国会というところが正直でうそやごまかしのない場にならなければ、僕たちこどもたちの世界も影響をうけて
しまうんです。うそやごまかしがまかりとおるに日本にしてほしくありません。
私たちの未来を汚さないでください。」
首相の国会答弁や政倫審のやりとりは不誠実そのものです。子ども達はこんな政治をどうみているのでしょう?