そうなんだ。春が近づいている。

偶然の出会い  必然の別れ。 よくこの言葉を好んで使った。

出会いは偶然。 この地球で。 学校で出会う縁。そこで友が出会い  さまざまなドラマが創られる。

けど、ドラマだけでない。人と人は  けんかをしたり、この時期には暴力事件だってあった。学ぶべき教室で

授業がしっかりうけられないことだってあった。 

 

若い先生がひとりひとりの持ち味を生かしながら 生徒とむきあってつくりあげた3年生送る会そのシナリオの一端を

・人は時の流れの中を

 語り  

 悩み  

 孤独を感じ 

 時には   

 悲しみ

 泣き

 傷つけあい

 喜び生きてきた  

 

 毎日ともに過ごした仲間たち

 ときにはまとまり  協力し  物事を成功させてきた

 まああるときはばらばらになり うまくいかなかったこともあった。

 一人一人が違う性格。楽しさは何倍にも拡がっていき、悲しみもほんの少しみえかくれしていた。

 これからは少しの時間を大切に過ごして行こう。

 別々の生き方を輝かせて…

 

・いま社会はどのように揺れ動いているのだろう

 けしておだやかではない。

 人は社会の中でさまざまな生き方をし、職業もさまざまである。働く中で自分をみつめ、考え、判断し 

 自分だけしかつくれない人生を生きていくのだ。

 

 群読

 いま、いじめ、差別

 暴力・戦争さえも

 あとをたたない この社会 

 けれども

 東宇治中学校で 学んだことを土台に

 人としてたった一つの  大切な命を守り 

 輝いてほしい。

 

シナリオのごく一端である。

群読・合唱・合奏・装飾パートの仕事をみんなで分担し、生徒会本部を中心にシナリオを考え生徒が自分たちでこの送る会を

つくる。  

そして若い教師が生徒が下校したあとそれを演出し、支える。

面白かったなあ。

当日はもちろん感動が充満する。あちこちてで感慨深い涙が。

 

こどもたちも  そして教師もそういう シーンに出逢い  次のエネルギーを身体に

ためこむのです。  ひとりひとりが何かをつくる主体者になること。

行事はただ成功させるだけでなく  それが一番大切なことだと思います。