報道特集で「ブラック部活」の特集をやっていた。

部活の理不尽さについていけずに死を選ぶ子どもたち。😢

 

僕たちの時代はある意味「ブラック部活」がまかり通っていた。

休みなく練習漬けで顧問は絶対君主で指導には絶対従わなければならない。

部活の中で「アホ」「ボケ」が当たり前。

府レベルの強豪某部は灰皿で生徒を殴るなどなど

 

そのなかでずいぶん「しんどい」思いをしてる子どもたちがいた。

「先生、なんとかしてや」…

「もうあの先生わけわからんわ。やめさせてほしいわ」

そんな声を聴くこともあった。

 

私は、弁護士にはなれなかった(中学のとき一時的に夢をもった(笑))が

子どもたちの弁護士になりたいと思った。

教師間の人権課題として「指導のあり方」を検証したこともある。

教師間で部活の長すぎる練習時間なども含めて教師間で議論したりもした。

 

元来スポーツ部活は、「楽しいもの」で「青春」が保障されるもので。

そして勝利をめざしながらも、チームや仲間と「ひとつになれる」ものであるはずだ。

僕は、55歳で体力の限界で「引退」宣言。=(部活はもう持てないと言った。)するまで野球部、ソフト部

柔道部、剣道部とどの部活でも、自分も楽しみながら最大限自分ができる生徒のための活動をしたつもり。(笑)

最後は技術部でも何の技術もないけど、子どもたちと放課後楽しく過ごしたり、遠足にいったりもした。

おもろかった。

 

子どもたちは試合に勝ちたいし、自分たちの能力・技能を精一杯伸ばしたいと思っている。

けど、やっぱり日本のような部活動のあり方は国際性にみて稀なありようだ。

 

「ブラック部活」という言葉が部活動がどうあるべきかをみんなで考えるきっかけになればいい。

教職員のなかで考えること。おかしなことには声をだすこと。

それが一番大切なことだ。

それがいま、職員間で議論したり、意見をいったりすることが難しくなっているのが、

一番の課題だと感じています。