和歌山市の妊娠届出‼︎おかしい | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba
和歌山市家庭教育支援アドバイザーの辻 由起子さんが問題提起してくれた妊娠届出書およびアンケート調査。
お母さんが赤ちゃんと安心して生活できるよう、妊娠中からサポートするためとしていますが‼︎‼︎
和歌山市も同様の調査が行われていました。
和歌山市に対して速やかに改善してはどうかとお話しましたが、和歌山市は「このような事案が社会問題になりつつあることは認識しています。しかし、アンケートは和歌山市にとって保健師がお母さんの相談に乗るための予備知識として必要、今のところ改善することは考えていない」とのことでした。
アンケート内容がこれ。
①夫やパートナーの生年月日や職業
(レイプなら?思い出したくない相手なら?)
②中絶や流産の回数
(医師でもない行政が聞く理由は何?人権侵害?)
③不妊治療ですか
(不妊治療を聞いて役所は何を得ているの?)
④妊娠がわかったときの気持ち
(望まぬ妊娠だとしたとき聞かれた側の気持ちは?)
これらのアンケートは市役所側の勝手な都合ではないでしょうか。聞かれる側の女性の気持ちを全く配慮していないと言えます。
和歌山市はこのアンケートをもとに保健師がお母さんの相談に乗りサポートするための貴重な資料になるとのことですが、こんなデリカシーの無いアンケートを書いてくれという行政に、お母さんはほんとうに信頼感を寄せられるのだろうか。
例えば、私が初めてお会いしたお母さんに「中絶は何回してますか?」「妊娠して嬉しかった?いや、困った?」なんて聞くとどうなりますか?
人権侵害?セクハラ?そもそも論、こんなこと聞いてくる人には信頼できない、だから相談なんか二度とするものか!てなりませんか?
役所のアンケートなら許されるの?
聞く必要がないものや答えにくい質問であった場合、また役所の都合を盾にする前に、聞かれる側のお母さんの立場に立ってあげることが一番大切なことではないのでしょうか。
シンプルな書式である大阪市や高槻市、速やかに改善した茨木市は優しい行政なんだなと思えます。
私自身、議員とい立場でありながらこのようにSNSで投稿することは本意ではありませんが、私の意見だけでなくこのSNSを通じ多くのみなさんの声が聞けたらと思い投稿させていただきます。