批判ばかりされた子供は
避難することを覚える
殴られて大きくなった子供は
力に頼ることを覚える
笑い者にされた子供は
ものを言わずにいることを覚える
皮肉にさらされた子供は
鈍い良心の持ち主となる
しかし、激励を受けた子供は
自信を覚える
寛容であった子供は
忍耐を覚える
賞賛を受けた子供は
評価することを覚える
フェアプレーを経験した子供は
公正を覚える
友情を知る子供は
親切を覚える
安心を経験した子供は
信頼を覚える
可愛がられ抱きしめられた子供は
世界中の愛情を感じとることを覚える
この詩は、米国作家ドロシー.ロー.ノルトの作品でスウェーデンの中学教科書にも載っています。
また、皇太子殿下が45歳の誕生日に愛子さまの養育方針についてお述べになられる際、愛情を込めて育てることの大切さを申し上げられ、この詩を朗読されました。
親が子供に対する思い。大人が子供に接する形。これからの教育。この詩から様々なことを考えさせられるものです。