みなさんは図書館にいかれますか? | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba
みなさんは図書館にいかれますか?

先日の読売新聞の全国世論調査によると1年間で図書館を利用した人は全体の35%しかないとの調査結果にもたらされる読書(活字)離れを防ぐべく、全国の公立図書館では様々なスタイルを講じて図書館の存在をPRし、市民により愛され、活用される図書館つくりに奔走しているのです。

みなさんにとって和歌山市民図書館はどのように映っているのでしょうか?
...

今年7月に視察してきた佐賀県武雄市民図書館の画像を紹介します。

武雄市図書館の特徴は、運営管理をレンタルのTUTAYA(株式会社CCC)に委託。館内のおしゃれな什器はTUTAYA代官山店と同じものを使用、図書館機能はそのままで、本や雑誌の販売も可能とし、カフェを飲みながら本を読むことができるスタバを設置、希望者にはTポイントもたまるシステムとなっており、図書館の利用者が前年度対比の5倍増となるなど市内外から好評の図書館と生まれ変わりました。

しかし、好評を得ている図書館の裏側では、まるで商業施設であり公共図書館の役割と公共性への配慮が欠如している、利用者の増加が図書館サービスに結びついていない、TポイントカードはCCCの営業支援にあたるなどの反対の意見もあるようです。

いずれにしても、約32年前の昭和56年に竣工した和歌山市民図書館は、はたして今の時代ニーズにマッチングした存在であるのかどうか、市民のみなさんに愛されご利用いただいているのかどうか、議論しなければならない時がきたように思います。

図書館のヘビーユーザーや図書館職員などで、長年培ってきた公共図書館の在り方(レファレンス機能や図書館司書の配属、イベントや催し)を充実させていくことが、より市民に利用される図書館としての方向付けになるのか、図書館に普段行かない市民が気軽に活字に触れることができる仕掛けづくりをしていく上で、運営方法を抜本的に見直し、新たな市民ニーズに応じた方向付けを講じていくかが、今後図書館の在り方として大きく問われるターニングポイントではなかろうかと考えます。

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