前記事からの続きです~
この絵は当時 周りとは違う その非アカデミックさから、
他の画家や批評家達に
「雑だ手抜きだ」
と認められることなく、非難中傷されたそう。
でも時代を超えた今、世界中の人々から愛され、大人気の絵画となりましたね
きっと彼は自分のスタイル、自分自身がみたことを信じて 貫き続けた 結果だと思います。
お芝居もだけど、その人が持つ 芯とか心があるものって 言葉はなくとも
なぜか観る側にはわかるし、届くんですよね!
「モネはただの眼にすぎない。だがなんという眼だろう。」
と称えられたモネ。
一つの 絵を描くとき、
その背景や人 をありのまま 描くという写実派とは違って
モネは自身の芸術活動によって培った その眼で
その時の 精神状態から 見える風景を 感じたままに描く。
だから生きている。
その人にしかない心 、そのときにしか感じれないことを 表現できる。
(伝統ある 写実主義を否定してる わけじゃないんですが。)
自然のうつりかわりも、自分の心のうつりかわりも
一つのキャンバスで 表現していたのかもしれません。
あっという間に 展示は 終盤にさしかかりました
入館してから 実に 2時間経過してました
晩年、モネは 白内障を患います。
最愛の妻と息子もこのときに 亡くします。
家族との別れの後、モネは自分の庭にある「しだれ柳(フランス語では泣いている柳の意味)」を
ただ、1人でじっと見つめながら 立ち尽くし続けていたと 言われています。
そのときの 作品「しだれ柳」は今までとは違い
一見荒々しく、大胆で濃い色使い。
白内障により、自分が見る 風景や光が どんどん
抽象的になっていく。。
今までのモネの絵とは 色使いも タッチも 曲線も 明らかに違う。
でも私には そこに負の要素はあまり感じられなくて、
寧ろ モネのありのままの情熱や 力強さ、モネ特有の探究心を感じました。
『やはり モネは モネなんだ』
とも言うべきでしょうか。
これを かわいそうだとか、今までと違うだとか
いろんな 捉え方があるのだろう。。
本当の気持ちなんて モネ自身にしかわからないことだけれども、私はモネの心 ー少しでもそれに 近づきたいなと 思います。
私は 絵に付随する背景とかには あまり興味を示さない方なのですが、
やはりそういうことを知った上で 改めてみると
とても 感慨深かったです。
モネ展、本当に行ってよかった
これからも、
絵画も勿論、 一流のもの、一流の人に たくさん出会って
見識や感性を深めて生きたいと思います
12/13まで開催しているようなので、皆さんも時空を超えたモネを 訪れてみてはいかがでしょうか?
芸術の秋を 謳歌しちゃってください
そして、
美術館を後にし、えりかも合流して
なぜハードロックかといいますと、、
4月にださせていただいた 俺君の舞台をこの皆で 観にきてくれて、
その帰りに 六本木にある ハードロックカフェで
お疲れ様会をしてくれたのです!
因みに 他にメンバーはあと四人います笑
別名真紀子会 だと みんな言ってくれるのですが、
真紀子行けなくても 予定が合えば集まり、楽しそうな写メを 真紀子に送りつけて きます
まぁ 大好きな人同士が楽しくしてるのを見るの
とっても嬉しいんだけどさ笑
真紀子の超ぶさいくな変顔の 写メ撮られたし。
もうお嫁にいけないわ。笑
みんな いつも美しくて 優しくて 聡明な女性で、
いつも 触発されてるし、励まされてて、
本当に 感謝してる
みんな ありきの 最高に実りある 休日でした
長々とすみません(>_<)
また 更新しますね~~
makico...