報じられなくなった】ひとの口に上らなくなったもの】に細心の記憶を | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
折々につぶやき珠に【大声カモ(*'▽')
当面【gooブログ】で消失した過去ログ掘削が主です

概して良くないものを発掘してしまいがちですが、

一発目は良さげな希望的観測まじりで

 

独居高齢者の熱中症死】の報道がココ4.5年は5月ぐらいからチラホラあってたのだが

今年は何故か無い。自宅でエアコン設置してるのに電源切ってて朝発見されるってのが

福岡ローカルだとほぼ皆無なのチェック済。全国版でも少なくとも今年は上記事故が

統計上多いなどと聞こえてこない。

小生の乏しい収集だがこれが本当なら今年は熱中症死の減少元年かもしれない。

ここ数年繰り返し専門家が、電気代を惜しむな、3時にタイマーで切ると睡眠不足で消耗する、つけっぱなしで朝を迎えろ、新型ほど運転費用かさまない。とクドクドアドバイスしてたのが高齢者やその別居家族からも伝わったのかも。【電気代の¥3000増分くらいで命おとすなダヨ

 

自分の尿を飲むのが健康に】これは酷すぎて数十年前、数年で消えた(-_-;)数年も

 

水分2リットル】こいつはしつこい雨後の筍のごとく5年ごとくらいのペースでどっかの医師免許取っただけの浅学が言い出す。

こいつらは男女の体重差、体質差どころか【3種の水分のことさえ知識がなく一升瓶のごとく語って浄化だ、脳血管に効くとか頭悪すぎを皆に巻き込んでまき散らす。医師の品格ダウン

①急須やらペットボトルやらコーヒーカップで飲む、皆のご存じの液体

だいたいこれだけで人の体をバケツのごとき入れ物扱い。バネのある生体なので無用に飲めば

尿を主体として必死で腎臓ががんばらなければならず、一升を生真面目にやると高齢者は心不全というポンプの過負荷で寿命縮むし、不運だと狭義の心不全死する。

②ごはんは炊飯するときコメ三合に【水】三合足しますよね。ジューシーなハンバーグの肉汁、お魚の本体のみずみずしさ。食品が料理らしくあるための水分思い出してください。

③こいつは高校理科なのでついてこれなくても気分がわかれば。

食品はC炭素H水素O酸素(たまにN窒素)でできてるので、体内で分解して熱量のもとにもなる部分多々。スローな化学反応で結果的に水分と二酸化炭素になり前者は適宜カラダに行き渡り、後者は肺から呼気へ。

大胆にガソリン。冬とか自動車の排気管の淵から水こぼれてますがエンジン内の混じり物などではなくガソリンの燃焼後の水蒸気が冷えて液体の水の形式に。

食品の成分には吸気中の酸素からの血液のヘモグロビン担体でとどいたものを細胞内でCO2とH2Oの産物に。

【生成水】って言います。皆さんが知らなかったならば彼らが言わなかったもしくは知りもしなかった結果です、証佐。①飲料水②食品含有水分~味噌汁スープは無意識にココ

数字は専門家でもないのであんまり言いたくはないがサンプルで、

2リットルなんて切りのいい数字が人間に当てはまるというセンスじたい臭すぎ

70.80キロの屈強な男子と小太り華奢な50.55くらいの女子がおんなじ(*'▽')

②も③もだいたい300~600カウント生活スタイルで結構変動

 

少し総論として大切な件からめて、身内の例示から

母方の祖父は教員畑でおちついたWカラー、3時にバナナ1本と緑茶いがい3食のほかに口にしない方で90天寿。かたや我が実父は畑仕事庭いじり海釣り川釣りが趣味で日にPETボトル500×3本換算は必須だった。こちらも90めでたく越えて天寿

個人差は格違いに大きい】この二人でさえも10倍差

②③でさえ揺れがあるのに①を決めようとか決めれるとかもっと頭をちゃんと使えよ。

決まらない】が結語なのに抵抗あるなら未熟だわ

 

診察で気管支にカフェインやら水分が役立つので尋ねると、5人に一人ぐらい口ごもるので聴けば終日ほとんど飲料水いらない。それはその人生でにあってるからこそとお答えする。2リッター愚説の周辺被害にもとれる。そのひとが数十年付き合ってた水分補充量がいいに決まってる。

 

因みに講演会とかアフターで聞くのは怒り狂ってる腎臓内科、泌尿器科、循環器科の教授たちの声。

メディアに遠因がある。たぶん心あるPやDはおぼえてて以前もおなじような医者いたけど、こいつが出たがってるので出演させとけ尺が十分埋まるし。自浄作用のない業界なのはあきらめた、視聴者が効いてえらぶのだからトカうざくて通用しない言い訳。くりかえしだます側だわ

 

睡眠時間:定説】

統計上、算用平均が7時間】ってのが最近の提示だが

三要素の最頻値、中央値】も知らない教えずにかたる医師の不親切、無知。

実父23時入床から朝の中国語英語のラジオのため6時起床を小生30の時の子なので60年みてた。父方の祖母も長生きしたので通夜葬儀つきあったが長弟と次弟に通夜明けでくさされてた。

24時過ぎくらいに別室に引っ込んで寝込んでたらしい3兄弟の長兄がね(⌒▽⌒)アハハ!

片や今度は小生、やりたいことが多すぎて14歳くらいからの自覚だが3時に寝て7時に起きる暮らしを10日間中9日くらいのペースを54.55年続けてる。1日が味噌で20時か22時には墜落睡眠して翌朝7時【寝だめという語の逆バージョンとでも

中高の頃はありきたりな連想を外しますが、深夜のテレビラジオ好きなのがあったし、本読み大好きで高校では図書館の99%読破するくらい多方面の知識欲にアコギが結構コピー演奏だけど延岡市内の先輩にかわいがられるレベル。いそがしい。学業は一夜漬けの化け物天才で切り抜けてたココ異質ですから

んで、数年前東京の方で「3時間睡眠生活」とかそのへんの塾的なのたちあげた医師の特集テレビでみかけた。ナポレオンかぶれの3やなって第一印象【本人が半生で実践してた気配も毛ほども伝わらず。消えたよね数年で【常人に3時間とか不可能、ナチスのスパイ拷問に10日間入れ代わり立ち代わり監視と規制で不眠を強要すると完膚なきまで人格が崩壊する。米国でも研究目的で学生募り不眠実験したがタフな子でも7,8日で危険な不可逆変化だと

キリンの3分】動物学で有名だが進化の必要に迫られた史実。生物ごとの多用は至極ネコ20時間

 

ちょい横道、コレステロール】

40年医師を務めてるので同じくらいの経歴の方は記憶にあると思うが、当時LDLコレステロール悪玉は160が治療目標値だった。【ピカ新】の代名詞となった三共のメバロチンがデビューするやそれまでの効いたかどうかわからない3剤と桁違いに肝臓合成の阻害で画期的に数値が下がるので何年後かわすれたが学会が140に目標をさげた。ありうる正当な改編かと

70.80への治療的介入は危険なのも一部の不勉強な医師以外は常識なの添えておく。

コレステロールは自前の炎症製剤ステロイドの分子の中核部品、細胞膜の蝶番的必須部品、男性ホルモン女性ホルモンの中核なので下げすぎたら死ぬ。

でも生まれつき50の人とか診療中にみること多々。ウチの一族も低め家系で50ー100がザラ

たまに120の様子。このあたりは大切な血液生化学の数値の適正化に絡んで来る。

つまりこの50、50-100生来組はこれが健全な彼らの人生なので140をめざして内服や運動で

治療努力するグループとは別物だと理解しないと、医師ならば心得ておくべき。

 

医学論文】

にもいくつか散見するが、いまの数値化できる生化学指標はたとえば血圧140/90(やくざな学会が135/85を40歳ではなく80歳にもおしつけ迷惑してるが~動脈硬化は年齢とともにすすむので目標値はうわずっていくのが合理的なのにまるで固定を推奨←明らかなミスリード)

LDLコレステロール140(Lowデンシティリポ~密度の低いふわふわしたグループ)

たまたま140揃いなのであわせて語るが

ウチの一族は血圧も120こえたもの皆無91.88歳でお迎え来た父母も未治療正常組。

①生来てきに目標値が勝手に自然体で満たされてるグループの存在、その統計データはだいたいにおいて長寿スコアがたかいのが常。

②なのと比べてBp190だったのを主に内服で140にとかコレステロール170だったのを内服で140に抑え込む。

イメージとして右肩上がりの線グラフで右上にあったのを治療的介入で左下の140までおさえた場合と、ハナから140を切ってるグループの比較という視点で立ち止まってほしい。

生来組とおなじ長命までは得られないだろうが85.90%は手に入るのでは、はず、あってほしい

論理的に辛口であれば証明のできない願望型治療スタイルでしかないのが現実

こんな裏どりで説教迄されたらたまらんし、線グラフのワープ法の絵姿も知らぬ医師も困る

 

個人差は化け物なみ、天地】医学医療の基本。数年で身に着ける医師もいれば、退職時も無しも

 

卑近、血圧130二題】

数か月前ヤクルトが1000か2000が品切れにのぼせてCMで「血圧130なったら...」乳酸飲料とか流して、ほぼ違法だと憤り。学会は135、140のスタンス変えるはずもなく、企業が売りげ増やすための出来心でか閾値かってにさげてアナウンスしてた。

1か月できえた。学会か監督官庁が取り下げさせたかと(-_-;)メディアが全く伝えない消滅

 

サントリー(癖ありすぎ社長の)がいまの飲料の不要なのに健康促進成分いりとゴマ麦茶CM

このひとも130(-_-;)7月みかけたが、そろそろきえるかと。きえないなら役所の癒着か

 

まとめ】

あだ花、浮草のごとく消えていったものは、存在してはならないものがたまたま皆の目の毒と一時期おっただけ。根源的には悪しき失態。

 

水分補充には正常値はないものと心得た方が良い。浅学の研究者の言うことなんか耳を貸さない
 

睡眠時間などは個人差でもmonster領域。正常値なんかない統計でしたり顔の研究者のサラサラした語りのくせに肝心の多数派のどの三要素がベストなのかも言わない、ましてや正常値思い込み数値に近づけたときに長寿への効果でる根拠などない。振りわされず数十年の自分の習慣を信じる力付けてください。【ヒトの言うことなんか聞かない、年長者ゆえ許される。

 

正常値とか治療目標値がいかにあやふやか

その上近づける行為がほんとうに正しいのか、少なくとも長寿に結びつくのか立ち止まって考えて【基本は自分信じて