もしくはピーターパン。
↑僕のインカレ出走前の心中です。
こんにちは、XC5年です。
1ヶ月遅れでインカレのブログ書かせていただきます。
このまま引退ブログだけ貼っても良かったんですけど、なんかせっかくだし書きたくなったので。
ちな主任からは「リレーの感想まとめてブログに出します」的なこと言われてた気がするんですけど、未だLINEが来ないので勝手に書きます。九大戦の時も同じことあったような。
これってもしかして僕だけ感想提出してなくて、僕待ちでブログ出せてない的な感じですかね。
もしそうだったらまじごめんなさい。インカレの分はここに書いとくので後でここからコピペいただけると幸いです。
まずはじめに、雪が少ない中で運営に尽力してくださった大会関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
お陰様で、悔いなく引退することができました。
【10kmフリー】
初日にして最高のハイライト。10位入賞気持ちよすぎ。
ちなみに僕が一番驚いてました。
走順は北大おかぴ、一橋修造、1人空いて僕、北大廣瀬の順番。
白峰の大会に出てポイント上げといたとはいえ、廣瀬の前を引いてしまうとは。
レース前は、どうせ爆速で廣瀬に抜かされるんだろうなーとか思って萎えてました。
2年前の10kmクラシカルも廣瀬の15秒前だったんですよね。そんときもいい勝負でした。仲良すぎかよ。
十大戦から一橋と東北以外の十大勢とはあんまり一緒に練習できてなくて、正直レース展開はあまり予想できませんでした。
さすがに廣瀬にずっとはついていけないだろうけど、一番長い上りの手前くらいで追いつかれてそこからできるだけついていこうくらい。
そしたら案の定廣瀬がまさに予定通りの場所で追いついてくれてびっくり。
そこから一緒に上りをスタート。
十大戦の時は抜かされたあと手も足も出なかったので決死の覚悟でしたが、あれ意外とついていけるぞ。
一緒に上ってるうちに修造を回収。
上りの7割ほどが終わって斜度が上がるところで、なぜかまだ動く身体。
廣瀬が左クイック、僕が右クイックでちょっと後ろにつきにくかったのもあって思い切って前に出ました。
白峰のレース以降、下りにはちょっと自信があったので、前に誰もいない状態で下りに入って、自由に下りたかったのもあります。
そのあとは前に誰もおらず爆走状態。
2周目前半の上りで45秒前のおかぴまで回収できてハッピーハッピー状態。マリカで言えばスター。
最後の最後で2分30秒後ろの札幌大池邊君に抜かれてちょっと力が抜けてしまったところはありますが、たぶん終始廣瀬の10秒くらい前を滑ってたと思います。
その時点で自分的にはかなり及第点でした。15位くらいかなと。ワンチャンポイントゲットかなと。
先にゴールしてた佐賀にも「廣瀬と一緒にゴールに入ってきて目を疑った」って言われました笑。
蓋を開けたらまさかの10位。
表彰状嬉しすぎ。優勝です。
【15kmフリー(マス)】
10kmの結果を受けて、この日も狙うは表彰状。
しかも10km2位の池邊君はコンバで不在!めざせ表彰状2枚目!
レース前日まではこんな感じ↑でウキウキでしたが、レース当日はもうちょっと冷静でした笑。
10kmは周りの調子が悪かっただけかもしれないし、15km走ったら体力負けするかもしれないから、今日も自分のベストの滑りをすることだけに集中しよーって思ってました。
前日にアルパスで時計を無くしたので、100%号砲だよりスタート。
さすがにちょっと出遅れてしまった(おい)。
最初は20番手くらいだったと思います。
スタート出遅れたけど自分の滑りをしよーと思っていた矢先、やってしまいました。
ヘアピン手前の下り、少し平坦になるところで、前にいたおかぴを左の狭い隙間から抜いてスケーティングをしようとしたら、おかぴも同時にスケーティングを始めてがっちゃんこ。二人そろって転倒。
結構焦りました。今考えたら、後ろから来た僕が声をかけるべきでした。
幸い道具が壊れたりはしなかったので、急いで立て直して前を追いかけガンダ。
1周目だったので、先頭集団の背中も一応見えてはいたのが救いでした。
長い上りの手前で先頭集団の最後尾に追いついて廣瀬を発見。まじでホッとしました。
この日も10㎞同様、廣瀬をマークすることに決めてそのまま一周目の終わりまでついていきました。
後ろに東北大の吉田もいたと思います。
1周目終わりの坂で、変わらず先頭集団の最後尾、15位くらい(応援の畑口に教えてもらいました。ありがとう。)の位置にいたんですけど、あとからビデオ見たらこの時点で、トップ3人→第二集団10人くらい→廣瀬渡部吉田みたいな感じで、ちょっとずつ各集団に間に差ができてたんですよね。ここが敗因でした。
2周目に入って直後の上りで、廣瀬のペースに余裕を感じて前に出たんですけど、ここでさらに上げて第二集団まで追いつくべきでした。2周目始まったばっかりだし自分のペースで行こうとしたら、当然ですけど集団で走ってる前の選手たちには追い付けなくて、単独走を強いられました。
そのあとも身体は動いて。集団から落ちてくる選手を3人ほど回収はしたものの、11位で表彰状には一歩及ばず。
30秒ほど前に僅差で3,4人固まってゴールしていたので、最後そこでスプリント勝負したかった。
【3*5kmリレー】
一昨年までは男子二部→男子一部の順番で、10時ごろに出走してたのが順番が変わって今年はお昼に出走。なんだかんだお昼のレースは最初で最後でした。補給とかいつもより気持ち多めに持って行って、一部校のリレーが白熱してる中でアップアップ。
東大の目標は一橋と阪大と勝負して7位入賞。
向こうの走順に関係なく、僕の仕事はもちろん、1走でできるだけ差を広げて後輩二人に繋ぐこと。
区間順位は3,4位を狙っていました。
前日の15km同様、スタートちょっと出遅れて10番手くらい(再犯)。
でもやっぱり今大会、僕の身体はきっちり動いてくれました。ほんまありがとう。
1周目で北大大久保のまで追いついて、2周目の上り坂で抜かすことに成功。
したはいいものの、そのあとの下りで板が滑らな過ぎて抜き返され。
なんで僕のスーパーより、大久保のダブルポールの方が速いん??
いつも思うんですけど、北大の板滑りすぎじゃないですか?
2年前のインカレも同じところで廣瀬に抜かれたんですよねー。
そのあと気合いでついていって、大久保の直後にバトンタッチ。区間順位は4位。
板が滑らず根性勝負のリレーでしたが、なんとか仕事は果たしたと思います。
というかあれ以上は出ないです。
東大のワックス技術ではあの雪にこれ以上は合わせられなかったし、身体も申し分なく動きました。
一橋と阪大には及びませんでしたが、彼らの方が単純に一枚上手だったと思います。
ちなみに個人成績は、十大勢のの中では大久保(14:02)→廣瀬(14:03)→渡部(14:04)でした。接戦すぎる笑笑。
最後のインカレ、キャリアハイの結果で終われました。申し分なしです。
初日10kmフリーのレースが終わったあと、皆に聞かれました。
「1月どんな練習してたんですか??」とか「十大戦は何してたんですか??」とか「バグ??」とか。
正直自分でも入賞まで行けるとは思ってませんでした。
なんなら個人戦の目標は両種目20位でした笑笑。
でもほんとにあんまり特別なことはしてないと思います。
1月の練習は、中旬に一橋3人と白馬で4日間くらい、そのあと一回東京帰って1/25から白馬で1人で3日間。妙高に移動して一橋に混ぜてもらって4,5日間くらい。修造と白峰に移動してレース含め3日間。そのあとは2/5からインカレまで白馬。
だから計25日とかですかね。他の十大勢よりはちょっと多いくらいかな?
あ、でも東京にいる間もランニングと筋トレはしてました。
十大戦でけちょんけちょんにされたのが割と本気で悔しくて、週2,3で10kmランニングからのウェイトをこなしてました。
ランニングマシン一生のってるやばい奴として、確実に本郷のジムのスタッフさんに顔覚えられてます。
内容も、一人のときは全部持久走で、他大といるときは彼らのメニューに混ぜてもらってスピードとかを入れたり、2月は例年通りthrobの技術練習やスピード練習、TTに参加させてもらってました。例年と比べてちょっとスピード系の練習が多かったのはあるかもですね。あとはとにかく体力がないと思ってたので、例年より長めに持久走してました。スケーティングなら20-25km、クラシカルなら20㎞前後くらい。
ただそのなかで、いくつかターニングポイントがあって、個人的にはこれがインカレでの走りに生きたと思ってます。
ひとつめは、1月に白馬でスケーティングの練習してたときに思ったんですけど、尻はけっこうしっかり落としていいってことですね。自分では落としてるつもりでも、トップ選手の動画と比べるとまだ浅い。ってことがわかって、白馬で前を走ってた全日本に出場する選手も、やっぱりかなり落としてるな―と思いながら、一回思いっきり落としてみたらかなりいい感じでした。いままで後傾が嫌すぎて尻の落としが浅めになってたんですけど、正しく落とせば結構落としても後傾にはなりません。以上、後傾恐怖症の皆さんに朗報でした。
ふたつめは、2月に上村さんに教わったんですけど、🦅鳥のように滑る🦅ってことです。これが冒頭の意味わからん心情描写ですね。とにかく肩をリラックスさせて、身体を持ち上げる時は鳥が羽ばたくようにふわっと上げる。身体を落とすときは重力に任せてストンと、落とせるところまで落とす。これが意外といいんですよねー。はたから見るとシュールですが、まじで良く進みます。そんなわけで、インカレの裏目標は"鳥のように滑る"でやってました笑。
みっつめは、これはクラシカルなんですけど、ダイアゴナルのときの上下動と体のポジションですね。これもスケーティングと一緒で、思ってるより大きめに上下動させて、腰から板を踏みつけるイメージ。踏むと同時に板が滑るので、その板に腰ごと身体を載せるイメージで、板だけ先にいかせたり、身体だけ先に進んだりせず、板と一緒に進んでいく。なんなら板が進みすぎたら止めるくらいのイメージでやってたらいい感じになりました。
そんな感じで練習してたら体力と技術がいい感じに戻ってきて、他大学とのスピードとか、白峰のレースとか、Throbタイムレースとかで、十大戦でボコされた十大勢に勝ったり、信大のうっちーと結構いい勝負できたりしてレース感も取り戻せてってーって感じでインカレまで持ってけました。うまくいきすぎたくらいだと思います!
なんか取り留めのない感じになっちゃいましたが、書きたいことは書いたのでこの辺で終わります。
思ったより長くなってしまった。
締め方思いつかなかったので言いたいこと言って締めます。
やっぱりThrobは神。
P.S. 減量のこと言い忘れてました。7月に留学から帰ってきたときは73kgだったんですけど、そっからダイエットはじめて、でも卒論とかあって十大戦には間に合わなくて、71kgで出場しました。そのあと1月の後半から禁酒と食事制限やって、インカレの時は68kgでした。2年前のシーズンとほぼ一緒の体重まで戻しました。
P.SのP.S. プロテイングラノーラ最強。おなかにもたまるし、食物繊維とビタミンとプロテイン全部とれます。全ダイエッターはこれを食べるべき。