学歴にまつわる偏見 | 東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」

東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」

東大生の母親のブログです。
子供が東大に合格して分かったことは、「東大は、特別な子だけが行く学校でない。」ということです。ここでは我が家がたどった教育戦略をお話ししていきます。

●学歴にまつわる偏見

先日読んだプレジデントバックナンバーに興味深い記事がありました。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「人の前では学歴社会を非難しても、わが子となれば話は別。
親の学歴ごとに様変わりする子どもへの期待とホンネの実態が1000人調査で明らかになった。」 2010年10.18号

子どもに行かせたい大学のランキング1位は東京大学、2位は早稲田大学、3位は京都大学、4位は慶應義塾大学、5位は名古屋大学

「日本で一番の大学だから」や「世間的な信頼度が最も高い」など、東京大学へのブランド信仰がいまだ根強いものであることを窺わせる。

しかし、親の偏差値別で比較した場合、ランキングに大きな変動が生じることがわかった。



$東大合格へわが子を導く「我が家の教育戦略」


簡単に記事を要約すると、

A層(東一早慶):子どもが偏差値の高い大学に入れる頭脳を持っていることはすでに前提でしかなく、実社会に出る際に有利なポジショニングを取れる大学を志向している。

B層(MARCH):企業選択と同様に学歴においても強い上昇志向を持っており、わが子に対する期待の高さとプレッシャーが表れている。

C層(大東亜帝国):「国立だから」や「近場だから」というシンプルなものが挙げられており、都市部の金持ちブランド志向が強い慶應義塾大学が上位ランク外に消えていることも特徴的

C層および高卒の親からは「学歴だけにこだわっている人はあまり尊敬できなかったり、話題がつまらない」や「学歴の高い人は自慢したがる」といった学歴志向そのものに否定的な見解や高学歴者への拒否感を示す回答があった。

これに対してのA層からは「学歴の低い人はどうでもいいことをベラベラしゃべる」や「大学に行っていない人ほど大学のブランド志向が強い」などの嫌悪感を示す声があった。

わが子を東京大学に入れたい学歴志向の強いB層からは「バカは知的好奇心が欠如しており、刹那的なものを追い求め、また疑うことをせず、本質的部分を見ようとしていない」などの低学歴者への偏見が露骨に示される回答が少なからずあった。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::

これを読んで私は思いました。

日本人は、学歴という呪縛からずっと解放されないんじゃないかと。

学歴には、高い、低いいかかわらず、どうしても人は根っこのところでこだわってしまうのではないでしょうか。

なければコンプレックスを抱くし、あれば、どうしても人を上から目線で見てしまう。

私は、子供を東京大学に通わせることの究極的な価値は、「精神的価値」だと思います。

お金があっても、地位があっても、どうしても手に入れられないもの。それが東京大学です。

「学歴信仰はくだらない。」そう思います。

でも誰にでも平等に勝負できるのは、受験だけです。

「受かるか、受からないか」そんなシンプルな世界で勝負できます。


読んでいただいて、もし参考になると思われましたら、宜しければポチっとお願いします。


にほんブログ村 受験ブログ 受験勉強法へ
にほんブログ村

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ
にほんブログ村