「安全運転」じゃ足りないのよ! | ポンコツ軍曹の不人気ブログ「いいかげんが好い加減」

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日々思った事を好い加減に書いてます。

原チャリに乗り始めて、4ヶ月ほど経った。

これまで移動手段は公共交通機関と

チャリと徒歩だったので、

エンジン付きの乗り物

を手に入れたことが、

嬉しくてしょうが無い!

 

この原チャリという乗り物、

法定速度は30km/hだ。

道路を走る時は、左端を

走行しなければならない。

なので、車は必ず追い越していくことになる。

 

これが結構危ない。

追い越しのタイミングが悪く、

コーナーの中や交差点の中で

抜いていく人がいたり、

前方の信号が赤なのに加速して

追い越し、すぐにブレーキを踏んだり

(追突しそうになってムチャクチャ危ない)。

 

こういう運転をするドライバーは、

危険予知が出来ないんだな・・・・・・

 

俺は元トラックドライバーだ。

大きくて死角の多いトラックを

運転するに当たり、叩き込まれたのは

防衛運転だ。

防衛運転とは要するに

常に危険予知をしながら

運転すること。

交通法規を守ることは当然として、

周囲の車や歩行者などが

どのような動きをしても、

絶対に交通事故を起こさない。

それが防衛運転だ。

 

俺の乗っていたトラックはハコ車

(箱形の荷室を乗せた車)だったので、

当然バックミラーは使えない。

当時はバックモニターも装着していなかったので、

真後ろを確認する手段はサイドミラーのみだ。

そのサイドミラーを駆使して、

後ろを走る車の車種を確認しながら走るように

指導を受けた。

車だけではない。周囲のもの全ての動きを意識し、

走るようにしていた。

 

自分の運転ミスで事故を起こしたこともあったが、

全てこの「防衛運転」が徹底出来ていなかった

ことが原因だった。

 

トラックから原チャリに乗り換えた今でも、

この「防衛運転」は意識している。

常にミラーで後方を確認し、横断歩道手前では減速し、

一時停止では必ず停止線で停まり、

交差点直前でもう一度停まって安全確認してから

交差点内に入る。

 

この「停止線で停まる」タイミングで

追い越していくアホもいたりして、

全く呆れてしまう。

 

たまに交通違反で捕まったことを

「警察がこんなトコで取り締まっててキタネエ」

などとSNSに書き込んでいる人がいるが、

そんな書き込みを見て俺は

「そりゃ違反をしたあんたが悪いだろ」

と思うわけ。

そもそも違反をしちゃ防衛運転は成り立たない。

 

とはいえ「制限速度を守ってりゃいい」

というモノでもない。

交通には「流れ」というものがあって、

その流れにさからったり、流れを妨げたりすると

やはり事故が起こる。

上手く流れに乗って走ることも、

また防衛運転なのだ。

まぁ原チャリの法定速度30km/hは、

妥当だなぁとは思うけど、

交通の流れに乗れないので

ちと危ないね。