■「世界最大の脅威」調査でトップはアメリカーー2026年版「民主主義認識指数」

このほど、100カ国数万人を対象におこなわれた包括的な世界調査で、ほとんどの国の人々がアメリカを「世界最大の脅威」と見なす一方、中国をアメリカより好意的にみていることがわかりました。

この調査は、EUが支援する「アライアンス・オブ・デモクラシーズ」という団体が毎年実施している「民主主義認識指数」の2026年版の調査結果で明らかとなりました。 

 

 

▲世界への最大の脅威はどの国か(出所:2026年版「民主主義認識指数」、「AALAニューズ No.217」)


■中国と答えたのは日本の1カ国のみ

それによると、「世界への最大の脅威はどの国か」との質問に、下記の地図に示したように84カ国(23,968人)中65カ国の大多数の人が、アメリカ合衆国が最大の脅威だと答え、アメリカを「世界最大の脅威」と見なしていることがわかりました。(上図、青で塗りつぶした国々)

2番目に「世界最大の脅威」と指摘して多かったのはロシアの10カ国。ほぼヨーロッパの国々です。(赤で塗りつぶした国々)

3番目に多かったのはイスラエルの7カ国で、西アジアと北アフリカの国々が指摘しました。(緑で塗つぶした国々)

その他、イランと答えたのがイスラエルの1カ国。現在アメリカと一緒になってイランを攻撃しているイスラエルです。

そして、中国と答えたのが1カ国・日本でした。

つまり、世界は「世界最大の脅威」としてアメリカを指摘する国々が圧倒的な状況であるのと同時に、ますます多くの国が中国をアメリカより好むと言っている。特にグ
ローバルサウスでは、中国の支持率は劇的に上昇しており、米国への支持は急落し
ているのです。そして、その中国を「世界最大の脅威」と指摘したのがただ一国・日本という図式です。


■「自国に米軍基地を置くべきか」では97カ国中86カ国が「いいえ」

このほか、調査では「自国に米軍基地を置くべきか」との問いに、97カ国中86カ国のほとんどの人が「いいえ」と答え、イスラエル・ポーランド・プエルトリコ・韓国の4カ国のみが米軍基地を明確に支持したことが分かっています。

また、アメリカのイラン戦争について尋ねたところ、98カ国中41カ国が「」イランを支持」、アメリカ側につくと答えたのはわずか28カ国。残り29カ国ははっきりしなかった)ーーなどの調査結果も指摘されています。


【出典参考】2026年6月19日配信「AALAニューズ No.217」

 
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