エコキュートの不具合 たのむで三菱さん
備忘録です。
家を購入して8年、湯船に湯を入れると黒い固形物が出るようになった。
三菱製エコキュート SRT- HP37W3
固形物を乾燥さすと写真のようの炭状である。
明らかに汚れではない。(ちなみに湯張り1回分の量)
早速ネットで調べると、案外皆さん困っている。他社のエコキュートでも発生している。 よくネットで書かれているのは、パイプ掃除のメーカーに来てもらい、掃除をしてもらったら、良くなったと。ゴミでは無いので根本を解決をしてませんね。よくなる訳がないし。
次にあるのが、エコキュート室外機と貯湯タンクの接続パイプの劣化。
これはほんとにあり、大問題になっている。
このパイプは追い炊きパイプなどに比べ、15℃近く高温の95℃になっているので、ペア配管などでは劣化して同様の症状がでる。
三菱の施工取説を見る架橋ポリエチレンもしくは銅管の指定がある。
この部分にカキンホースやペア配管を使っているとアウチであるが地域によっては普通に使っているようだ。 取説はちゃんと読みましょう。
自宅の配管を調べると、写真の様に銅管であった。
セーフ。やるな、ハウスメーカー。笑
となると、原因がわからん。
ハウスメーカーに聞くと三菱さんを紹介してもらう流れになった。
事前に来てもらう費用をきくと、4000円くらいという。いたしかたない。
事前に三菱のお客様相談室にメールすると、そんな症状はしらないとのこと。
で、数日後に三菱さんが来られて、「黒い物」を見せると。
それね、という感じで、ハイエースから交換用のホースを持ってきた。
そして、貯湯タンクのカバーを外して、原因はこれですと。
外して見せてもらうと、黒い樹脂パイプの内部がスカスカです。
厚みt5くらいの部品ですが、薄いとこで1mmくらいしかないし。
手でさわったら、ペコペコで薄いのがすぐわかる。水漏れ寸前やし。
カスの現物と同じ。疑いの余地もない。
で、その場で値段を聞くと、修理費16000円。部品込。
微妙に高いし。 対策品であれば、OK出しますよというと、「厚みで対策、云々」とか対策されていると思います。など曖昧な回答。
また、数年後になると嫌なので、銅管ではいかんのかと聞くと、いいですよとのこと。でもこの部品が標準ですので、云々・・・。
交換用パイプを見ると、厚みは同じだった。大丈夫か??
あからさまに対策品というと不具合と認めてることになるので言わんのでしょうね。別にこちらは無償交換を要求しているわけではないし、有償で今後起こらないかが知りたいだけなんですけどね。
変えんことには始まらんので、交換を依頼。
写真は配管を外したところ。
右下の黒いチューブも交換。
作業が10分程度で終了。はやっ。
見積もりの明細をもらうと。
技術料:10,000円
部品代:2800円(部品コードM17L42827V)
出張料:2600円
消費税:1232円
合計:16,632円
作業10分で1万円は高いやろー。
それも、こんなん普通はリコールですよ。
さらにいうなら、なんか水に溶け出しているかもなので、裁判ですよ。
5年目くらいから黒い異物は出ていたし、チューブの症状からして、耐熱温度を超えていることは明確なので、設計不良でしょう???三菱さん。
また、数年後同じ症状がでて、改善されてなかったら、ブチ切れますからね。
やっぱり家電製品はパナさんを買うべきですね。