いよいよ

国公立大の入試が始まりますね。


何年か前に読んだ
佐藤ママさんの御本に


大学入試の日に送り出したその時が
子育ての終了の時なのだと


そう書かれてありました。



なるほど
そうかもなぁと

当時、思ったことを
覚えています。




18歳で

親が関わる教育は卒業する



そういう意味かと思っています。



経済面ではまだまだ

独り立ちしてませんが



毎日お弁当作ったり

部活の応援行ったり

受験のサポートしたり



そういうことはもう

卒業ですよね。




大学生になると

バイトも始めて

遠方から来た学生とも触れ合い



突然世界が広がります。



私自身もかつて

大学に入って大人への階段を

数段上ったような感覚がありました。



今は18歳で成人ですしね。




東大入試では

徒歩で行けるところにホテルを取って


2日間とも

正門まで私も付いていきました。



長男は嫌がるかと思いましたが

ごく普通に

来るものだと思っていたのか?


何も言いませんでした。



前年まではコロナではなかったので

本郷三丁目から正門まで


塾関係者の応援や取材などで

ごった返していたそうですが



コロナ禍での

初の入試となった2021は


テレビ各局2〜3人のクルーが

ポツ…ポツと

大きく間隔を空けて陣取っているだけで



正門までの道のりは

閑散としてました。



大学の敷地を横目に見ながら

正門まで歩くのですが



冬の寒さと静寂さとで

とても厳かな時間でした。




塾の応援はどこも自粛していましたが


個人的に

鉄緑会の先生が正門前に

いらっしゃったそうです。


今年の入試は

応援が再び復活するのでしょうか…




前年まで正門は8時開門で

8時前には列ができていたようですが



密集を避けるために

早めに正門が開けられていて


どんどん中へと

案内されていました。




見送る時にどんな言葉をかけたか

はっきり覚えていませんが



じゃあね

頑張りなさいよ



くらいだったと思います。





高くそびえ立つような

門の中へ


歩いていく後ろ姿を見送りながら




元気でここまで来られたことを

感謝すると共に




ああ

行くんだな…と




幼稚園の小さな頃から

毎日見送ってきた背中



巣立っていく我が子の姿が



見えなくなるまで

じっと立っていました。



合格すると決まっているわけでは

ないんですけれど



この日は

1つの大きな区切りかと思います。




23組さんは

高校入学からいきなりコロナ禍で


高校生活を存分に楽しめなかった

世代です。



悶々とすることもあったでしょう

それでもここまで


よく頑張って来られたと思います。




新たな世界に向かって



どうか

精一杯を

出し切れますように!




ハプニングはあるものとして

臨んで下さい。


できない問題

できない科目があっても



絶対に切り替えると!



強い信念を持っていれば

大丈夫!



強い気持ちは

とんでもないパワーになりますから






ご武運を

お祈りしております…