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E判定から始まった長男の大学受験
春になっても
梅雨になっても
長男の受験勉強は始まり
ません![]()
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6月初めに受けた模試が
全てD判定で
セミが鳴き始めた頃
ようやく長男の顔色が変わり始めます。
これはマズイんじゃないかと…
そんなこたぁ
とうの昔に分かってんだよ![]()
今頃気づいてんじゃねーよ![]()
ロスしてきた時間どーすんだよ⁉️![]()
8月には駿台と河合塾の東大模試があります。
ここである程度取れなければ
志望校変更も考えねばなりません。
夏休みに挽回しなければと長男は考えていたと思いますが…
この年は
2020年は
夏休みが
無い…!?![]()
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コロナ元年だった2020年
2ヶ月の一斉休校時の授業を補完するために、夏休みを削って学校の授業が行われました。
必然的に塾の夏期講習は夕方〜になります。
すると家で勉強する時間が
ない!![]()
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この年は4月〜5月の休校期間中にいかに効果的に勉強できたかによって、受験の成否が分かれたのではないでしょうか?
超特急で遅れを挽回しなければならないのに
今年は受験の天王山が
夏休みではなく
天王山は春休校で
既に過ぎておりましたー![]()
正直、ここまで夏休みが削られるとは思ってませんでした

とんでもない非常事態です‼️
落ち着け、ワタシ![]()
高2までの基礎学力に
大きな問題はなかったはず…
ならば
みんなが高2の1月から
半年間くらいやってきた量を
爆速で駆け抜ければいいのだ!
…と
言うは易しなんですがね
東大受験について調べた次に
私がやったことは
己を(長男の学力)を知る!
長男の立ち位置を把握することでした。
具体的にやったのは↓この2つ
❶ 合格体験記からヒントを得る
❷ 各科目の伸びしろを考える
❶ 合格体験記からヒントを得る
東大特進が毎年発行している
東大の合格体験記をまず調べました。
この体験記には1年間の模試の判定と
共通テストと2次試験の得点開示が掲載されていました。
文理合わせて300人ほどの成績と
お1人ずつの勉強法やアドバイスなどが
細かく書かれています。
貴重な資料でした!
講座申込み要項を請求したら
合格体験記は無料で送られてきました。
理1で体験記に載っていたのは90人ほど
その中で
2次試験で数学が39点以下だった人を
ピックアップして
他科目や共テの点数を調べました。
理1って数学得意な人が受ける科類ですが
数学30点台で合格してた人は
90人中4人
少ないけど、いたよー![]()
この4人の合格者さんの
数学対策法を熟読しました。
その結果
基本を徹底的に強化して、そこを絶対に落とさなければ何とかなりそうだとわかりました。
部分点もらえますから
細かく稼いでいく作戦です。
難問かどうか見極める力が必要ですが
これは演習を積むしかありません。
あとは他の教科でカバーです。
東大に限らず
数学は事故る可能性がある科目です。
得意だったのに
計算ミスや緊張などで大きく点数を落とす恐れがあるのです。
実際、長男の同級生は
数学で70〜80点取る実力がありながら
入試では30点台でした。
差をつけやすいけれど
落とすと痛手も大きいです。
逆に苦手な人でも最低限を取って
他科目でカバーすれば勝てるのです。
❷ 各科目の伸びしろを考える
長男は
数学は致命的にできない。
国語は理系にしては悪くない。
英語は勝負できる位置にいる。
理科は未知数。
【数学】
数学をなんとかするために
高3の4月から鉄緑会に入って
数学のみ受講しました。
長男は鉄緑アンチ派だったのですが
実際入ってみると良かったようです。
数学の対策は主に鉄緑の課題と
数Ⅲは青チャートを地道にやってました。
【英語】
英語はリスニングが課題でした。
東大は2次試験もリスニングがあり
配点が30点と大きいです。
↓リスニングは毎日寝る前にやってました。
リスニングは一朝一夕ではできません。
早めに 毎日 コツコツと!
これに尽きます。
我が家は対策も遅く
長男は共通テストでも2次でもリスニングで大きく落としました![]()
【国語】
国語の現代文は
東大特進の林修先生の授業がおススメ❗️
長男いわく
「目から鱗」だったそうです。
理系で受講している人も多かったです。
そして
古文漢文はとてもコスパの良い科目![]()
東大は理系でも漢文までありますが
難易度は共通テストと同程度
つい後回しにしてしまいがちですが
対策もそれほど時間はかかりませんし
共テと2次の両方に通用するのですから
やらない手はありません!
それを知ってから、私はしつこく
「古典をやる時間を作りなさい」
と言ってきました。
古文も漢文も配点は20点ずつ
数学の大問1問分と同じ配点です。
どこで取っても点数は同じ
取りやすいところで取るべきです。
漢文はこれ1冊やれば何とかなると、東大生の先輩から言われ、本当にこれ1冊だけやってました。
秋の終わり頃から少しずつやり始め、共通テストの漢文は満点でした。(2次試験は国語でまとめて開示されるので、内訳は分かりません)
古文はコレ↓
理系ではこの2冊で対策した人が多かったですね。
古文上達は基礎編のみで東大2次も対応できます。
【理科】
物理は東大特進の苑田先生の授業が良かったらしく、秋頃から成績が伸び始めました。
化学は物理より得意かと思いきや、思ったより苦戦してました。
暗記が多い無機分野で点数を落としていたので、これはやれば何とかなると、時間を取るように催促してました。
長男の勉強の進捗状況を見た上で
合格を左右するのは理科だろうと
この時点で推測していました。
理科と英語で
どれだけ数学のマイナスを補えるか?
合格はそれにかかっている…
数学に時間がかかっていて
なかなか理科に時間が割けず
私はずっと
「早く理科やりなさいー!」
と言ってた気がします。
実際、理科は秋から伸びました。
現状を把握して
勉強のバランスを考えることは重要です。
特に現時点で合格点に達していない人は…
点数は取れるところで取る!
ですが
1科目頼みでは危険です。
数学が得意だから
数学のみで他科目をカバーすると
その年の数学が極端に難化すると
点数が出にくくなります。
結果合計点が足りなくなってしまう
長男の入試本番では
物理化学ともに難化したと言われる中
物理が特に健闘してくれました。
数学の穴を
英国理の3科目で
少しずつ
カバーすることができたのです