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9月になりました。
本格的な模試のシーズン到来です。
小6の秋って、我が家はイタイ思い出しかありません
次男は低空飛行から這い上がれなかったし
長男もジリジリ下がっていた時期です。
母のメンタル的に1番苦しかったのは
長男は11月
次男も11月後半〜12月前半
冬休みあたりになってくると、ある程度、腹をくくれるのですが、まだそこまで差し迫ってない秋が最も苦しかったです。
体力的にも学校が始まって、日曜は志望校別特訓が入ってくるし、宿題が回らなくなる時期です。
不調な子がいれば
必ず好調な子もいるので
好調だったら1ランク上を狙うという欲も出てきたりするのですが
そこはまぁ、調子を下げないようにだけ気を配っていればいいと思います。
具体的には日々のルーティーン
知識が抜け落ちてないか
基礎は盤石か
時々、過去に遡ってみて苦手だった単元を不意打ちでやらせてみるとか
いいんじゃないでしょうか?
そして秋の模試でも好調なようでしたら、もとの志望校も視野に入れつつ、上のランクの学校を本格的に狙いに行っていいと思います。
逆に不調な場合
夏以降、成績が下がってきたり
もともと悪いまま全く伸びなかったり
両方ともうちは当てはまっていたので、どう乗り越えたかお話したいと思います。
長男は算数が夏から不調でした。
6年前半は過去最高の成績をバンバン取ってきていたのに、右手を骨折して一気に成績が落ち、そのままさらにズルズルと下がりました。
塾の先生に相談すると
「算数のテキストの2番目のレベルの問題を6年最初から解いて下さい」
と言われました。
長男の志望校では、本来なら1番難しいレベルの問題を解かねばならないのですが
土台をもう一度しっかりさせるために敢えて1ランク下の問題を解くように指示されたのだと思います。
秋から冬休みくらいまでに
2番目のレベルの問題、1年分を確か2周したと思います。2周目は1周目に間違えた問題を解きました。
ラクに解くかと思いきや、結構間違えていましたね。ですが、これをやったおかげで、成績は下げ止まりました。
長男は国語が良かったので
算数は足を引っ張らなければいい、という塾の先生の判断だったのかもしれません。
落としてはいけない問題を確実に取るのが成績アップのコツですものね。
あと長男にさせていたのは
朝6時半からの朝勉です。
*計算問題&算数の一行問題集
*漢字
*理社どちらかの小問題集1ページ
これを30分以内で正確に解くこと
「満点が当たり前よ!」
とよく言ってました。練習で100%取れなければ本番では無理ですから…
朝勉は夏休みから始めましたが、学校始まってからも、入試当日まで続けました。
塾で帰りが遅いのに登校前の朝勉はきつかったと思います。
秋に成績が落ち始めた時も、これを続けていれば必ず力がつくはずと、祈る思いで毎日続けていました。
難問を解いていたわけではありませんが、コツコツ基本的な問題をきっちり解くことで、少しずつ力になっていったのかな?と思います。
絶好調の時の成績には戻りませんでしたが
志望校80%ラインをなんとか維持して本番を迎えました。
さて
低空飛行続きの次男の場合はさらに悲惨
夢のまた夢の志望校は
偏差値60超え
夢から現実になって欲しい志望校は
偏差値55強
6年前半のSAPIXオープンや組み分けテストの成績は偏差値44〜45
全く届く気配すら感じられません。
9月のSAPIXオープンは48
これが実力テストでは最高の成績でした。
10月からジリジリと下がり始め
12月の偏差値は44でした。
この低空飛行をどう脱したか
ひと言でいうと
耐える…!
もうこれしかありません。
荒れたり
暴れたり
体調崩したり
かなり悲惨な状況ではありましたが
目の前のことを地道に続ける
効率的な学習内容を考える
これに尽きます。
メンタルやられて
全く勉強に手がつかない日もありました。
体を壊して数日間、寝込んだことも
でも、日常が巡るなかで
毎日やることを少しでもこなす
偏差値が50に届かないということは基礎の基礎ができてないわけですから
その部分の強化に励みました。
*基礎トレ
*言葉なび
*理社のコアプラス
他に算数プリントでは
*夏期講習 図形確認テスト
*分野別演習
*Weekly SAPIX A〜Cのプリント(今もあるのかな?単元ランダムで10問ありました)
↑この辺りのプリントを持って帰った時点で2〜3部ずつコピーしていましたので、時間がある時に少しずつやっていました。
あとは
前からご紹介してるこちらですね↓
6年後半はこちらの受験編をやってました。
我が家は傷だらけになりながらも
最後まで走りましたが
中学受験でしたら
もう無理だと思ったなら
いつでも撤退すればいいのです。
これまで勉強したことは、この先に必ず生きてきますから決して無駄にはなりません。
どんなに不調でも
諦めずに受験するのであれば
志望校を下げることはいつでもできます。
入試問題の傾向が似ている併願校の対策をしっかりしておけば、ギリギリまで現在の志望校に向かってチャレンジしていいと思います。
切り替えた方がいいかもと思われる場合は、塾の先生にご相談されると良いかと思います。
成績が悪いとあちこちの問題集に手を出したり、個別指導を頼んでみたり、右往左往してしまいます。
私もかなりバタついておりましたが
伸びないことに対して手を打つのは必要!
ですが
あちこちに手を出すのは良くありません。
まずは塾のカリキュラムの基礎をしっかり固めます。優先順位は志望校の過去問に頻出の分野からです。
この時期に成績が振るわないと
落ち込むし、慌てます。
一度、ズーンと落ち込んで
そして一旦、落ち着きましょう
冷静に最悪の想定をしてみて下さい。
そして最悪になった場合の対応を考えてみましょう。
模試で一喜一憂はしないようにと、よく言われますが、どうしても気にしてしまいますよね。
特に悪かった場合には。
我が家は最後まで悪かったので、よく分かります。
ですが最悪の想定をして
その場合の対処法を考えて
危機管理をしっかりしていたなら
心穏やかではなくとも
慌てることは避けられるかと思います。
模試シーズンを迎えるにあたって
一度考えてみて下さい
ちなみにバタついていた次男
算数の対策を重点的にやっていました。
合計の偏差値は12月最後の模試まで悪かったですが、算数のみを見ると6年当初の45から、55〜56まで10ポイント上がっていました。
算数のみ
志望校の偏差値に追いついていました。
これを足がかりに
冬休みから志望校対策を徹底して
現実になって欲しかった志望校に手が届きました。
継続は力なり…ですね
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次男の中学受験と長男の大学受験をこのスケジュール帳で乗り切りました。