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これまでのブログでも
チラッと書いていたことはあるのですが
私は次男の妊娠中に胎児に異常が見つかり、周産期医療の病院に緊急入院となりました。
次男は生まれたらすぐ手術することが決まっていました。
長男は当時
幼稚園の年中組でした。
私の入院は約2ヶ月
予定日よりかなり早く、緊急帝王切開で出産することになり、次男は低体重児で生まれて、その日に手術を受けました。
出産後、私は6日で退院しましたが(病院混んでいたので)次男はそのまま2ヶ月間入院していました。
自宅からは遠かった次男の病院へ、私は母乳を搾って毎日のように病院へ届けていました。
しばらくは次男の術後の経過が思わしくなく、危険な状態の時もあったりして、生きた心地がしませんでした。
そんな時
長男を預かってくれたり、夕食の差し入れをしてくれたり、助けてくれたのは長男の幼稚園のママ友のみんなでした。
どれほど有難かったことか
感謝の気持ちは言葉で表現できないほどでした。今でも忘れることはありません。
その後、次男も退院して、状況も落ち着いてきた頃、お世話になった恩返しをと思いましたが、みんな下のお子さんは既に産まれていて今後出産の予定もなく…
「あんなにお世話になったのに、私は恩返しすることができないわ」
と漏らした私に
1人のママ友さんから
「これから先さ、もし次男くんのお友達のママさんが出産することあったら、その人に恩を返してあげて」
そう言われました。
私は涙が溢れてきて
それから数年後
次男が幼稚園に上がって、お友達のママさんが妊娠したり、具合が悪くなった時には私がしてもらったように、恩を返してきました。
受験も同じだと思います。
東大理3に4人のお子様を合格させた、あの有名な佐藤ママさんがお話して下さったのですが
長男さんが灘中に入学した頃、学校の勉強のことや大学受験や塾のことを丁寧に教えて下さった先輩ママさんがいらっしゃったそうです。
佐藤ママさんは本当に参考になったらしく、有難かったとおっしゃっていましたが、先輩ママさんにお礼を言った時に
「私も同じように先輩のママさんから教えてもらったのよ」
とおっしゃったそうです。
教育系YouTube パスラボの宇佐見さんがよく「恩送り」という言葉を使われます。
受けた恩を返すのではなく
次の世代に送ること
私も中学受験に際しては
ブログやカウンセリング、講演会など
大学受験では
YouTube動画やオンライン相談会など
参考にさせていただいたこと
そして自分達が経験したこと
これらを次に受験する方々に
送っていくことが大切なんだと思いました。
感謝を持って次の代へ送ると
また自分達に新しいご縁が巡ってきたり
知見が広がったりします。
情報を受け取る側は、その子によって合う合わないがありますから
そこは上手く取捨選択したいですね。
「恩送り」
初めて聞いた時になるほどなぁと
感動しました。
しっかり送っていきたいと思います。
最初のご著書が発売されたのが長男の中学受験の時でしたので、2014年だったと思います。
それから年月を経て、中高生向けの本のご要望が多くなって書かれた本なんだそうです。
8月12日発売で、予約が始まってます。
私も買いましたー 楽しみです