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今さらですが

長男は勉強が嫌いですぼけー


嫌いですが、要領は悪くない。

そこが次男と大きく違うところです。


昔から最小限の勉強でそれなりの結果を得ようとしていて、余分な勉強をすると損だと思ってました。


そして高校まではその姿勢で(良くない姿勢ですがねしょんぼり)何とかなってきました。



ですが大学受験は規模が違います。


「全国から受けに来るのよ!甘くみるのもいい加減にしなさい!」


何度かそう諭しましたが…


本人は甘く見てるとは思ってないでしょう。

それがやっかいでした。



スマホを手放せず

ゲームもやめられず



塾の授業や自習室での勉強で帰宅は22時過ぎでしたが、帰宅すると私がとりあえずスマホを没収してました。


しかしリスニングの音源はスマホに

またスマホを辞書代わりにしてるため


なんだかんだ理由をつけてスマホを持って行きますムキー



勉強にスマホを使うのは事実でしょうが、それ以外にSNSやゲームを合間にやっているのは間違いありません。



8月の冠模試が悪かったので、焦って頑張ってましたがまだ甘えはありました。


おかげで9月〜10月に学校で受けた模試はD判定がほとんど





ところが冬休みから

顔つきが変わりました



共通テストラスト1ヶ月を切って

なのに点数は上がらず

本気で焦り始めたのでしょう。



休みの朝は全然起きられなかった長男が


東進の自習室に9時に入り、22時前までこもって勉強するようになりました。



お正月は東進が使えなかったので

(正月特訓を受ける生徒に限られてました)


同級生のお家の近くにある喫茶店が元旦から営業していると聞き、友人数人で朝から18時くらいまで注文を小出しにしながら勉強してました。



そしてついに…



1月4日



生まれて初めて






長男が自分から





家にスマホを置いて

東進の自習室に行きました



これくらい

大げさに書くほど




彼が自らスマホを預けるというのは

画期的な出来事でした





次男がスマホを見つけて

「兄ちゃん、スマホ忘れて行った‼️」


と驚いて叫びました。



私も信じられませんでしたが



「あのスマホ中毒な子がうっかり忘れるわけないって、置いて行ったのよ…」



忘れたなら、取りに戻ってくるはず

それがないということは



次男と2人、信じられないと顔を見合わせていました。



それから毎日

東進に行く時はスマホを置いていきました

(学校に行く時は持っていきます)



冬休み中の1日の勉強時間は

14〜15時間だったでしょうか



朝は8時に起きて朝食

朝食とりながらスマホでTwitterを見ます


その後部屋で鉄壁の英単語をやって

9時前に家を出ました。


東進では共通テスト対策のテキスト、センター過去問、鉄緑会のテキストなどをやってました。



22時過ぎに帰宅して

夕食を食べながら私が用意した受験用YouTube動画を見ます。

ほとんどパスラボだったと思います。



お風呂に入ったあと、リスニングと日本史の暗記をやって1時くらいに寝ていたと思います。



年明けから入ってやっていたのはコレ↓




↑これは自宅でやる共通テストの模試みたいなものですね。

全教科の予想問題がパックになってます。



河合塾の赤パックは少し易しめだと聞いて長男はやりませんでした。



この他にも学校でやってくれる共通テストパック(学校専売品)が冬休み中に3回くらい

本番と同じ試験時間帯で、2日に分けて行われました。


学校のは自由参加でしたが、長男は3回とも行ったと思います。



そうやって何度か

共通テストのフル科目をやりましたが



点数はだいたい750

良くても780くらい


800に届いたことは一度もありません



大きな不安を抱えたまま

共通テスト3日前を迎えます



課題だった数Ⅱと日本史と古漢

数Ⅱはセンター過去問では取れてるけど、共通テストの予想問題になると時間が足りなくなる


日本史は7割後半から突き抜けられない


そしてここに来て国語が不安定に…


現代文の選択肢で間違いがポロポロ出て来て、古文漢文も急ピッチで追い上げているけど完成度はいまいち


パスラボの共通テスト現代文手元解説(解いてる手元を撮して解説やってくれる)を長男に見せましたが、参考になったかどうか


現代文の読解は1問が7〜8点なので2問間違えると8割5分まで落ちます。


直前の現代文の不調は恐怖でした。

本番2日前の午前中に解いた国語の直前演習↓


点数は145点でした。

7割台…

しかも取れるはずの国語


私は絶句しました。

不安な言葉が出そうになって呑み込みます。


長男は調子悪いなというような言葉を口にしていたと思います。



本番前日は

午前中に家でやったリスニングの予想問題も7割前半で悪くて


前日午後

東進で数Ⅱのセンター過去問を制限時間より10分縮めて解いてみたところ、やはり時間が足りなくて最後5、6問が解けなかったと言ってました。



プレッシャーもあったのかもしれません



しかし本番はもっと

プレッシャーがかかってくるはず  



長男は深刻な顔をしてましたが、特に慌てたり落ち込んだりという様子は見せませんでした。



パスラボで数学の時間配分のコツが動画に上がっていたので、これも長男に見せました。


800なんてとても見込めないことから


「750を切ったら理2で出願する。もし720にも届かなかったら京大に志望変更する」


本人がそう言い出しました

考え抜いて決めたことなのでしょう



最悪を考えて、対処法を決めておく


結果が出てから慌てないために

大切なことでした。



私には入試の持ち物の準備を粛々と進めることくらいしかできませんでした。


中学受験と違って、親が言葉をかけたところであまり意味はないでしょう。


塾の先生やチューターさんからのメッセージの方が本人には届くはずだから…




ネットでいろいろ調べて

当日に必要なものを揃えました


↓消しゴムはこれを愛用していたので5点セットを2つ、10個買いました。


マークシート用の鉛筆は学校でも配られましたが1科目に2本と考えて7〜8本持って行かせました。英語などの文字が入ってるのはダメなのでコレ↓




試験会場でトレーナーなどに英語が入っていたら脱がないといけませんのでお気をつけ下さい真顔



あとは

甘いものとして長男の好きなダーツのホワイトチョコを買っておきました。

昼食は自宅最寄り駅のコンビニでおにぎりを買うことになりました。




1月16日(土) 1日目


朝7時に起こさなくても起きてきました

理系は社会が1科目なので1日目はゆっくり


リスニングの耳慣らしと英単語をやってから出かける準備をしていました。

次男も休みなので家族全員で見送り


1科目から試験開始時間前に神棚に拝み、終了後に拝み、全ての科目の開始と終了時に次男と2人で神棚に拝んでいました。



帰宅後、第一声

「試行調査と全然違うー‼️ 特に英語、日本史も。何、あれ?」



長男の帰宅の少し前

Twitterで英語の問題が試行調査からガラッと変えられていたことで、非難轟々で炎上しているのを見てました。



では英語と社会はできなかったのかと聞くと、そういうわけでもなく

「英語のリーディングは満点かも」   

とつぶやいてました。


ぬか喜びは嫌なので間に受けないようにしていましたが


「これまで満点かもって思って満点じゃなかったこともあったけど、満点と思わずに満点になったことはない」


というややこしいことを言い始めました。

まぁ感触が良かったのは良いことです。


心配だった国語はわからないという感想 



鉄則ですが1日目の答え合わせはせず、2日目理系科目に向けて早めに休みました。


共通テストの会場、長男の高校は理系と文系で会場が分かれていました。

(それぞれの大学の最寄り駅は同じでした)


例年ならば、高校の先生方が会場付近に応援に来て下さっていたそうです。

コロナ禍なので仕方ないのですが、寂しいなぁと思いました。



2日目も同じように

各科目の開始と終了時に、次男と一緒に神棚に拝みました。


帰ってきた長男は普通の顔

1番心配していた数Ⅱは時間は足りたようです。


夕飯を食べてからしばらくしてから答え合わせをしました。

1日目はもう解答が出ていました。


1つずつ答え合わせをするのは心臓に悪いので、自分の回答を入力すれば一発で点数が出るという東進のシステムを使いました。




結果




なかなか取れなかった日本史が

90点を超えてました。





直前に絶不調に陥って恐怖だった国語は






185点くらい

9割を超えてくれましたほっこり





英語のリーディングは



97点?

1問間違いでした


間違えた問題、長男が出した答えは合ってましたが、悔しいかな、マークミスでした。


まぁ、満点かもという長男の感触は正しかったわけですね。



英語のリスニングが7割前半とドボンしてしまいましたが、それ以外全ての科目で9割超えだったので、合計も810を超えていました。







直前の点数からは

考えられない結果でした



勝因は何だったのか



長男の勉強を細かく見ていたわけではないので中身はわかりませんが


点数が出なくても耐えて頑張ったこと


…でしょうか



荒れることもなく

沈み込むわけでもなく


時間のいっぱいいっぱいまで



黙々と

精一杯

やれることをこなしてました




土壇場の必死の頑張りが


本番を乗り切る力になったのでしょう






2022組の皆さま



まだ1ヶ月以上あります

まだまだここから伸ばせます!



どうか

無心になって突っ走って下さい





その先にきっと





光は見えてくることと思います







東大志望に限らず難関大志望者なら英単語はコレおすすめ↓と長男が言ってましたニヤリ



東大志望なら鉄緑の過去問は見る価値あり‼️

我が家は過去問は数学が駿台の25ヶ年、物理化学は赤本の27ヶ年を持っていましたが、入試間際になって鉄緑を買って欲しいと言われました。

(ちょっと高いですけどあせる)


解答解説が秀逸で、さまざまな解法が書かれていて非常に役に立ったそうですラブラブ