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中学受験と大学受験と中高一貫校生活とが混在のこのブログ。記事もあっちこっち行ったりですみません
8月からお盆明けまで大学の部活がオフでしたので、長男は中高時代の友人に会ったりしてました。
長男の高校は現役の受験では大半が難関国立or医学部1本狙いなので、例年3〜4割の生徒が浪人しているかと思います。
夏になってくると、浪人組も真面目にコツコツやってる子とゆるんでくる子に分かれてきているそうです。
なかなかモチベーションを保ち続けるのは難しいですよね
8月は旧帝大などの冠模試もありました。
判定が悪くてもまだまだこれから
勝負の後半戦はここからです!
中学受験より大学受験の方が後半の追い上げが激しいように思います。
その分下がる人もいます。
現在、判定が取れている人は決して気を抜かないで下さい。ここからものすごい勢いで追い上げてくる人が大勢います。
国立2次試験まであと半年を切りました。
ここからは気力と体力で 負けなかった人 が合格します。(この表現がピッタリきます)
図太く、ネチこく頑張りましょう
つらくても苦しくても、踏ん張る力が運を運んで来てくれる気がします。
実際に経験をしてそう実感しました。
9月になると少しずつ過去問を始める人もいると思います。
得意科目はそれでいいですが、苦手科目は基本問題から1ランク上の問題をやりつつ過去問もやってみるという形がいいかもしれません。
東大や京大など2次試験の配点が高い学校は11月の冠模試まで2次試験の勉強に集中します。
基本、2次試験の科目に関しては2次試験の対策が共通テストの対策も兼ねるようになっています。
科目バランス的には理系は理科を、文系は社会を仕上げていく段階です。
英語は得意であっても毎日少しずつはやりましょう。語学ですから継続が大切です!
長男は英語が得意だったために英語を一旦置いて数学に大半の時間を割いたのですが、取れていたはずの英語の点数が突然取れなくなってしまいました
英単語とリスニングは毎日していたのですが、長文とか英作とかもブランクがあると一気に落ちるようで、戻すのに苦労してました。
佐藤ママさん(佐藤亮子さん。東大理Ⅲに4人のお子様を合格させたお母様)からも英語は継続が大事な科目なんだと聞きました。
そして
11月の駿台と河合塾の冠模試はガチで判定取りに行って下さい!
ここで取れればモチベーションが上がります
駿台も河合塾も模試の過去問が販売されてますので、やってみるのもいいと思います。
↓こういうやつ
↑通して解く時間はなかなか取れないと思うので、単元別に自分に必要な問題をやる形でいいと思います。
参考書や問題集もバカにならないほどのお金がかかりますが、そこはケチらないようにしましょう

共通テストのみに必要な科目はまずは学校の授業に集中して、授業中にモノにしてしまうのが効率的な対策かなと思います。
長男は8月の東大模試で駿台がD、河合塾がC判定でした。
(駿台は数学が難しく、河合塾は英語が難しかったようで、数学苦手な長男は駿台は取りにくかったですね)
そして11月の東大模試は
駿台がB、河合塾がAでした。
成績アップの立役者は理科
物理が特に伸びてきました。
東大理系の2次試験の配点は
英語120
国語80(現文40、古文20、漢文20)
数学120
理科120(物理60、化学60)←生物も選択🆗
文系は国語が120、数学が80、理科の代わりに社会2科目が120になります。
この時期になると英数国での大きな伸びはあまり期待できません。
化けるとしたら理科と社会です。
夏にコツコツと基礎を固めて9月から応用問題に着手できれば、秋に一気に結果が出ます。
参考までに長男が力を入れてやっていたことを科目別にご紹介します。
【英語】
同級生から良いと聞いて高2の終わり頃からやり始めました。毎日最初にやってたかな?
おびただしい付箋が貼られていました。
東大は2次試験にリスニングがありますから高3の春くらいから毎日寝る前にやってました。
ですが、リスニングは苦手で共通テストも2次も悪かったですね

英語は塾に通っていたので、あとは塾のテキストやってました。
【数学】
「鉄緑会 確認シリーズ」通称:確シリ
↑鉄緑会のテキストです。これ市販されてないんですよね

メルカリで売ってますが高いです。
数学がネックだったので知人の東大生さんに相談すると「鉄緑ほど東大の数学に適したカリキュラムは他にない」と勧められ、高3の4月から入りました。実際とても良かったそうです。
数学は鉄緑の課題と過去問のみでした。
【国語】
◎現代文
東進東大特進コース林修先生の現代文授業
(↑TV出演が多い先生ですが授業は超一流。現代文を理論的に教えて下さるので理系の人にもわかりやすくて人気です。東京大阪名古屋にはライブ授業あり。オンラインもあります)
◎古文
◎漢文
漢文は3冊ほど検討した結果これにしました。
これ1冊やれれば共通テストも2次試験もカバーできます(共通テストは満点でした)
古典は後回しになりがちですが、英語と同じように取り組めるので現文苦手でも点がとりやすいです。穴場ですー
【理科】
◎物理
「東進の苑田先生の授業」
苑田先生の授業で物理の考え方が根本的に変わったと言ってました。
苦手科目でしたが夏以降飛躍的に伸びました。
苑田先生のテキストの合間に名問を解いてました。物理上位者は「難問題の系統」をやる人も多いですが得点源でなければそこまで必要ないです。
◎化学
化学の辞書として秀逸です!
入試直前まで化学は徹底的にこれ1冊をやってました。
おもに東大の対策ではありますが、その他の大学でも参考にしていただける部分があれば幸いです。
共通テストや過去問についてはまた別に書く予定をしています。
夏が終わると焦りが出てきます。
焦ると頭に入ってこなくなりますから、今この瞬間が確実に力になっているんだと信じて、日々を過ごして下さい。
また長男が書いていたスケジュール帳やノート、私が管理していた過去問進捗表、受験までの日めくりカレンダーなども載せていければと思ってます