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chisaです
次男は幼い頃から野球が大好きでした。
最初はサッカーをやっていたのですが、その後すっかり野球にハマって、小学校の野球チームに所属していました。
SAPIXで新5年生になる時、私は次男に受験の意思について確認しました。
長男は自分から受験したいと言って入塾しましたが、次男は親の言うままに気がついたら塾に通うのが日常になっていたわけです。
受験勉強が嫌だと言うならば公立にしようと思っていましたが、次男はあっさりと受験すると答えました。
その理由は
「広いグランドで思い切り野球がしたいから」
近所の公立中は野球部はありますがグランドが狭く、公式試合はできませんでした。
長男の学校には何度か行ったことがあったので、私立の学校が広いことは知っていました。
受験の理由を聞いた時、私は次男らしくていいなと思いました。
中高一貫校は中3で引退する必要はありません。夏以降公式戦は出られなくなりますが、長男も(野球部ではありませんが)中3の3月末まで中学の部活に行き、4/1から高校の練習に参加していました。
長男の学校の野球部は人数が少なく、小学校での野球経験者は即レギュラーだと、次男は兄から聞いていたのです。
「兄の学校に入学して野球部に入る」
これが次男の心の奥の奥の
密かな夢でした
成績が届かなくて、目標を見失って、荒れていた次男に、私は何度も
「もう受験やめよう。公立に行けばいいよ」
と言いました。
このままでは次男を潰してしまいそうで怖かったのです。
ですが、散々暴れて、泣きわめいて、疲れて眠ってしまったあと、翌日からはまた普通にSAPIXに行きました。
残酷なことをさせているのかなという思いはありました。
ですが、次男が試合放棄しない限り、親としてできることは少しでも成績が伸びるようにサポートしてやること。
叶わぬまでも
せめてそこに近いところまで…
追い上げることを願っていました。
長男の同級生の弟さんで、うちの次男と同い年のお子様が、知っているだけで他に3人いらっしゃいました。
ですが、結局皆さん、お兄さんと同じ学校ではありませんでした。