夏期講習が始まっているかと思います。
今年は講習が夜になっている日が多くて、時間のやりくりに大変なことと思います。
長男と次男、レベルの差はありましたがどちらの夏休みにも感じたことは
思ったよりもこなせない!
ということでした。
40日も休みがあるのだから、夏期講習の宿題以外にできない単元をあれもこれも潰しておきたいと思うのです。
長男の塾は午後が夏期講習で午前中は自習室になってました。家だと小1の次男がうるさいので、毎日自習室に行かせてました。
先生に質問もできますので、夏期講習の宿題以外に算理のテスト直しなども持って行かせてましたが、持って行った半分の量もできていませんでした。
おそらくボーッとしている時間も長かったんだと思います。
私がもっと長男の勉強を見てやっていれば、優先順位をつけて効率的に弱点補強もできたのだろうなと、今では思います。
そして5年後、次男の6年夏
こちらは成績が全然足りなかったので、ここで伸びなければ終わりだと泣きそうな思いで迎えた夏でした。
プロ家庭教師で有名な安浪京子さんが、できない子は特に画一的な塾の授業より弱点補強を徹底的にすることの方が大切だとおっしゃってました。
その通りだと思います。
SAPIXは午後から6時間の夏期講習でした。
週に1日休みがあって、お盆に3日ほど休みがありました。
夏期講習が連日ある時は講習の宿題と基礎トレ、漢字の要、言葉なび、コアプラスを。
お休みの日は苦手単元の復習と桜井さんの下剋上算数のテキストをやろうと思ってました。
ですが実際は夏期講習の宿題に思ったより時間がかかり、週一の休みは疲れがたまって熱中症で寝込むことが多かったのです。
SAPIXは6年春から授業点による席替え、クラスの昇降が行われていました。
マンスリーや組分けテストでクラスは決まりますが、その後、毎回の復習テスト(デイリーチェックですね)の点数順に席替えがあり、クラスの上位にいれば上のクラスとの入れ替えもあるのです。
次男は最下位クラスで上の方にいましたから、授業点によって下から2番目のクラスに上がることもありました(マンスリーがあるとまた落ちるんですけどねー)
夏期講習の宿題をしっかりしなければデイリーチェックで点数は取れません。
弱点補強をするために講習の宿題を減らそうとしましたが、次男のモチベーションは授業点を取れるかどうかでしたので、そこを説得することはできませんでした。
昨年のスケジュール帳には1行日記をつけていたのですが、夏はさぁ頑張ろうと前向きに書いてる直後に、次男の体調不良や情緒不安定に直面して焦ったり、落ち込んだりの気持ちが綴られています。
長男で一度失敗しているので今度はしっかり戦略を練ってと思っていました。
次男の勉強は見てきた、補強しなければならない内容もわかる、SAPIXの日程は家庭学習の時間もある程度取れるので、的を絞って効率よくやろうと計画を立てていました。
ですが…
相手は子供です。
しかも平均以上に精神年齢の幼い子でした。
できない、間に合わない、どうしよう
抜け出せないアリ地獄にはまったようでした。
当時の私に必要だったのは割り切りだったのかもしれません。
そして、秋以降
さらに巨大なアリ地獄が待っていました。