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chisaです。
今回は地頭について
我が家の兄弟、その同級生を見てきた限りでの見解を述べたいと思います。
うちは兄弟の差が大きかったので、できる子とできない子の違いはよくわかりました。
幼少時から根本的に違いました。
長男は記憶力の良いほうでした。
字が読めないうちから、気に入った絵本の文章は覚えてしまってました。絵本の絵を見るとスラスラ暗唱してました。
神経衰弱も得意でした。
記憶力のほかに人の話を正確に理解する能力もあったと思います。
おつかいを頼んでも幼稚園の時からきっちり任務を遂行してきました。
かたや次男
数秒前に言った言葉も頭には残りません。
理解もハチャメチャ
おつかいなんて恐くて頼めません
どうすればそういう理解になるのか、こちらがひっくり返りそうになるような反応ばかりでした。
小2の国語の授業の時のこと
おたまじゃくしの手足の生え方を延々と説明した文章を読んだあと、おたまじゃくしの手足は何本ですか?という設問に、自信満々に「3本!」と答えた子です
「アホーッ!!」
もう頭抱えるしかありません。
小3での国語の授業
本文に何種類かの動物が出ていたので、先生がどんな動物が登場していましたか?と質問したところ
「おり」と答えた次男
「おり?そんな動物いた?」
「ライオンのおりって書いてあったから、おり!」
先生が言葉に窮したのは言うまでもありません
次男が小3の時の塾の先生がおっしゃったのですが
「中学受験で地頭の差を埋めるのは難しいですね。やはりまだ幼いので。これが大学受験になると差はなくなってくるんですけどね」
なるほどと思いました。
今でもこの時のお話は鮮明に覚えています。
実際、長男が大学受験を迎えた今、その通りだと思いました。
自分を律して努力の出来る人が大学では勝ちます。地頭が良い方が有利かもしれませんが、それだけでは難関大の扉を開くことは難しいです。
長男の学校で中学受験塾も同じだった友人はたくさんいるのですが、6年経って塾時代と順位が入れ替わってしまっている子は少なくありません。
コツコツ努力してきた子、早めに受験勉強をスタートした子などが、成績を上げています。
中学受験では下位にいる子ほど幼い子が多い気がします。勉強するより遊びたい気持ちが勝つのです。
ですが、受験は幼い子たちの成長を待ってはくれません。強制終了してしまいます。
ならばどうするか?
6年の冬の時点で手を伸ばせば届きそうな精一杯の学校の合格を取ること。
塾の模試では偏差値でなくても、過去問の相性や戦略次第で持ち偏差値より上の学校も狙えます。
そして入った学校で上位を狙う
6年かけて勝負しましょう。
うちの次男も今、そのスタートラインに立っています