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次男の中学受験から
5年が経ちます
いま高2の次男ですが
次男が中学受験の時は
ちょうど長男が高2でした
次男が大変過ぎたので
長男の高1〜高2って
ほとんど記憶なく
お弁当作ってたことと
部活の試合見に行ったくらい
バレーボールやってたんですが
(今も大学のバレーボール部です)
それなりに強かったので
勝ち進みますから
試合も多くなります。
週6日間ガッツリ部活
日曜は公式戦や練習試合
部活が忙しかったので
ほとんど家にいませんでした。
でも当時の
長男の模試を見ると
次男とは段違いに良くて
いつ勉強してたんだろう
なぜこんな成績が取れるんだろう?
あの頃は次男のことで手一杯で
長男の成績見てる余裕も
なかったですが
いま改めてそう思います。
ただし
長男は受験勉強開始が遅れて
高3でガタ落ちしましたが…
やっぱり次男は
できない子から脱出できないのか
定期テストはそこそこ
取れるようになったけど
模試は全然ダメ
中学受験の悲劇
再び⁉️
って感じです
中学受験で
成績が伸びなくて
悩んでいらっしゃる親御さんは
大勢いらっしゃると思います。
伸びないと言っても
上位層〜下位層まで
いろんなレベルがあって
原因も状況もさまざまですが
その子がもともと
本来持っている能力で
成績は
ある程度決まってしまう…
というのが
私の持論です。
ただし
本人がコツコツ頑張れるか
そうでないかによって
逆転現象は起こります。
次男の小学校の同級生に
頭はそこそこいいんだけど
勉強するのが大嫌い!
という男の子がいました。
公立中に進学して
中3の始め頃までは
上位の公立高に受かると
言われていたのに
中3の後半で
受験勉強が嫌で嫌で
公立校も当初より
2段階ほど下げたそうですが
残念な結果で
併願の私立校に進学しました。
おそらく次男より
ずっと頭は良いと思いますが
もったいないなぁと
少し残念に思いつつ
でもまぁ
コミュニケーション能力が
高い子なので
学歴はそうではなくても
社会に出てからは
成功するんじゃいかなと
私は確信しています。
次男は
そのもともとの能力が
乏しい子だったので
自慢じゃないですが
小学校低学年の頃
本当に
本当に
文章読めない
算数わからない
先生の説明が
全く理解できない
どんなに噛み砕いて
説明しても
ピンと来ない様子で
なぜこんなに
わからないのかが
私にはわからない
そんな状況でした
低学年の問題ですから
複雑ではありません
その場では
何となく
ああ、そうか
と思っていても
数時間経ったら
すっかり頭から抜けている
高校生になった今でも
「晩ご飯、何?」
を何度も聞きます。
記憶の回路
理解の回路
どっか切断されてるんじゃ
そう思わせるほど
できませんでした
なので
塾の授業聞いただけで
宿題ができるわけないのです
宿題がわからないから
やりたくない
やらない
次の授業では
前回教えてもらったことが
綺麗さっぱり抜けている
なので、その次の内容を
教えてもらっても
ちんぷんかんぷん…
下位クラスの先生方も
心得てますから
前回の復習を最初に
やってくれるでしょうが
みっちり授業してもらっても
頭に残らないのに
さらっと復習したところで
思い出せるものでもない
結局
前回の理解も曖昧なまま
次の単元に入りますから
全てが漠然としていて
範囲なしのテストでは
さっぱり解けない…
これねー
例えば
つるかめ算がわからないとして
ひと月みっちり
何度も繰り返し教えて
問題解かせて
ある程度できるように
なったとします。
それで次の単元に入って
2ヶ月もすると
あれだけやった
つるかめ算を
また忘れてる
みっちりやったので
すっかり抜けてるわけじゃ
ないですが
スラスラ解けるところまで
やったのに
そこから大きく
後退してしまってるのです
これでは
中学受験の膨大な単元なんて
いつまで経っても
マスターできない
科目は算数だけでは
ないんですから
次男の中学受験期に
「偏差値30台から
偏差値60の難関中合格」
なんて謳い文句を
よく見かけました
そういう
勉強法であったり
特別セミナーであったり
私はそのたび
信じ込んで
お金払って
受けに行ったりしました
大金を投じた時も
ありました。
でもねー
その偏差値30台って
いつの話?
よくあることですが
小3あたりで入塾して
入ったばかりで
塾の授業にまだ
慣れてない頃に
たまたま悪くて取った
偏差値が30台だった
でも悪かったのは
それだけで
半年もすれば
50台は普通に
取れていたっていうのが
よくある話です。
我が家のように
年長から小2まで
幼児教室で
お勉強を習い
小3から入塾して
親が付きっきりで
勉強を見て
それで2年間
5年生になっても
偏差値30台でしたって
そういう状況の子とは
分けが違うんです
そりゃもう
こんだけお金かけても
労力かけても
成績上がらないのかと
砂を舐めるような
思いで
底辺を這いつくばってました
誰にでも当てはまるような
魔法の杖はないのです。
あるテキストや
ある勉強法で
実際に伸びた子は
いるのかもしれませんが
そういう子は
たまたま欠けていたピースが
その勉強法で埋まっただけで
根本的にできない子には
なかなか
当てはまらない
では、できない子は
諦めないといけないのかというと
そうじゃない
そりゃ
SAPIX偏差値60は
無理かもしれませんが
地道に根気強く
レベルに合った方法で
いろいろ試してみたら
伸びるんです
よく
「やり方が間違っているだけだ」
「正しい勉強法でやれば」
という謳い文句も見ますが
確かに
レベルに合わない
難問ばかりやらせるような
間違えたやり方はあります
…が
正しい勉強法って
厳密に言うと
1人1人違うと思うのです。
次男が試してみて
効果が感じられたものは
ブログに書いていますが
それもたまたま次男に
当てはまっただけで
他のお子さんでは
いまいちかもしれない
なので
いろんな方法を
試してみて下さい
5年生では無理でも
6年になれば
上手くいくかもしれない
お子さんの成長によって
効果も変わってきます。
注意すべき点は
・レベルを間違わないこと
・あれこれ手を出さない
・少ない量でも確実に
・出来たと思っても期間をおいて反復を
こんな感じでしょうか
できるところから
始めてみて下さい。
何度も
テストの結果
というダメ出しを
くらうかもしれません
でもやり方を間違わず
継続するこもをやめなければ
成果は出て来るものだと
何度も諦めた私ですが
やはり
そう信じています…
↓安浪京子先生の御本は当時の私のバイブルでした。
5年前の中学受験本って優秀層に向けての内容ばかりだったんですが、下位の子にも参考になることをたくさん書いて下さってました。
ご紹介している2冊は今の中学受験に合わせて、内容を改訂されて2024年3月と6月に出版されたものです。全ての成績帯のお子さんの参考になる良書だと思います。
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