鉄筋コンクリートの建造物を巡る旅・鉄コン其古卍 Part 31 、栃木県栃木市の教会(など)です。
カトリック日立教会との印象的な出会いが脳裏に焼き付いてるわたくし、「柳の下のドジョウ」を狙って栃木市にある教会2箇所に行ってきました。
一件目、日本キリスト教会栃木教会
石碑に「1983」の刻印が刻まれています。教会HPによると、1933年に設立され、この地に移転してきたのが'83とのこと。
この日、このとき、教会の方はご不在でした。まず1ナッシング!
教会の建屋は↓こんな感じで至ってシンプル。
この教会の外観でみるべきは、エントランス周りの意匠でしょう。
目印としての十字架、出入り口としての機能、設計者の作家性がうまいこと融合しています。
寄ると↓こんな具合
ハイこれ、ガーデニングをやったことがある人はピンと来るはず。
お察しのとおり、こちらは建物の北面。このポジションの日照条件に合う植物を選択し、かつ、針葉樹の間引きが適切に行われています。また、通り沿いの落葉しきった植生もキレいに刈り込まれているあたり、これは手練の仕事だな、と。
南側の姿は実にアッサリ
画像右側にみえる足場は一般住宅の建設現場。「後がない」という慣用句がありますけど、ここ栃木教会の立地を表現すれば、もう前がない…
やるじゃないか、日本キリスト教会栃木教会!
つづいて、日本聖公会栃木聖アルバン教会
上掲の栃木教会から2.0km弱の道程。
こちらもどなたもいらっしゃらない。2ナッシング!
ちょっとしたバラ窓のよう。
ステンドグラスには片翼を挙げる猛禽類が描かれてるみたい。でも、鳩っピーパイセン達はいっかな気にしてないご様子。
これは中から見てみたかったなぁ…。
ここまでの戦績は2戦2敗。
「やっちまった…」と消沈しつつ、栃木聖アルバン教会を見ているとき、耳の後ろに何かがまとわりつくような感じがしました。「からみついた蜘蛛の巣に引き寄せられてる感じ」とでも申しましょうか。
んで、ふと振り返ったら…
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
えっ、なんだコレ?
・
・
・
・
・
「けんちょうほり」って書いてあるヨ
・
・
・
・
・
見上げたら、
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・
・
↓これだもの!
旧栃木市役所。詳細は文化庁のサイトにて。
オーラがビシバシ
記事起こしで画像を見ていたら、上の栃木聖アルバン教会のバラ窓に、旧市役所の時計塔が写り込んでました。
この市役所の「主」からしたら、わたくしの所業に「おいおい、テメーどこ撮ってんだ。そっちじゃなくて、こっちだろうっ!」とツッコミを入れたくもなるわけで。「主」の強烈なバイブスのおかげで、この建築をスルーせずに済みました。鉄コン其古卍とはいえ、栃木市まで足を伸ばして、この木造建築を素通りするわけには参りません。
この建築、木造二階建て。でも、実物と対峙するともっと大きく見えます。
垂直方向の直線を強調した構成と、縦に長い窓が多々用いられているせいで、実寸以上の高さを視覚的に感じるのでしょう。
結果的に旧栃木市役所が最大のヒットになってしまったような、そんな一幕でした。
ちょいと一言。
栃木市ヤバいです。建築の宝石箱。
そも栃木県が「普請道楽」な土地柄だと感じていました。だがしかし、中でも栃木市は抜きんでてるっぽいです。街中、名建築だらけ。
クルマで行ったので、努めてドライビングに意識を集中しないと危険なくらい魅力的なスポットがありました。栃木市は、市街地をマルっと観賞するスケジュールを組む必要性と価値のある街です。
再戦を請う!
カトリック日立教会との印象的な出会いが脳裏に焼き付いてるわたくし、「柳の下のドジョウ」を狙って栃木市にある教会2箇所に行ってきました。
一件目、日本キリスト教会栃木教会
石碑に「1983」の刻印が刻まれています。教会HPによると、1933年に設立され、この地に移転してきたのが'83とのこと。
この日、このとき、教会の方はご不在でした。まず1ナッシング!
教会の建屋は↓こんな感じで至ってシンプル。
この教会の外観でみるべきは、エントランス周りの意匠でしょう。
目印としての十字架、出入り口としての機能、設計者の作家性がうまいこと融合しています。
寄ると↓こんな具合
ハイこれ、ガーデニングをやったことがある人はピンと来るはず。
お察しのとおり、こちらは建物の北面。このポジションの日照条件に合う植物を選択し、かつ、針葉樹の間引きが適切に行われています。また、通り沿いの落葉しきった植生もキレいに刈り込まれているあたり、これは手練の仕事だな、と。
南側の姿は実にアッサリ
画像右側にみえる足場は一般住宅の建設現場。「後がない」という慣用句がありますけど、ここ栃木教会の立地を表現すれば、もう前がない…
やるじゃないか、日本キリスト教会栃木教会!
つづいて、日本聖公会栃木聖アルバン教会
上掲の栃木教会から2.0km弱の道程。
こちらもどなたもいらっしゃらない。2ナッシング!
ちょっとしたバラ窓のよう。
ステンドグラスには片翼を挙げる猛禽類が描かれてるみたい。でも、鳩っピーパイセン達はいっかな気にしてないご様子。
これは中から見てみたかったなぁ…。
ここまでの戦績は2戦2敗。
「やっちまった…」と消沈しつつ、栃木聖アルバン教会を見ているとき、耳の後ろに何かがまとわりつくような感じがしました。「からみついた蜘蛛の巣に引き寄せられてる感じ」とでも申しましょうか。
んで、ふと振り返ったら…
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えっ、なんだコレ?
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「けんちょうほり」って書いてあるヨ
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見上げたら、
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↓これだもの!
旧栃木市役所。詳細は文化庁のサイトにて。
オーラがビシバシ
記事起こしで画像を見ていたら、上の栃木聖アルバン教会のバラ窓に、旧市役所の時計塔が写り込んでました。
この市役所の「主」からしたら、わたくしの所業に「おいおい、テメーどこ撮ってんだ。そっちじゃなくて、こっちだろうっ!」とツッコミを入れたくもなるわけで。「主」の強烈なバイブスのおかげで、この建築をスルーせずに済みました。鉄コン其古卍とはいえ、栃木市まで足を伸ばして、この木造建築を素通りするわけには参りません。
この建築、木造二階建て。でも、実物と対峙するともっと大きく見えます。
垂直方向の直線を強調した構成と、縦に長い窓が多々用いられているせいで、実寸以上の高さを視覚的に感じるのでしょう。
結果的に旧栃木市役所が最大のヒットになってしまったような、そんな一幕でした。
ちょいと一言。
栃木市ヤバいです。建築の宝石箱。
そも栃木県が「普請道楽」な土地柄だと感じていました。だがしかし、中でも栃木市は抜きんでてるっぽいです。街中、名建築だらけ。
クルマで行ったので、努めてドライビングに意識を集中しないと危険なくらい魅力的なスポットがありました。栃木市は、市街地をマルっと観賞するスケジュールを組む必要性と価値のある街です。
再戦を請う!