鉄コン其古卍・番外編 Part 4・神崎寺です。


神崎寺本堂の扁額


神崎寺は、前記事・常磐神社のスグ近くにあるお寺さんで、「かみざきじ」と読むようです。(Googleマップの英語表記で確認。間違ってるかも!)

神崎寺を訪れた理由は、常磐神社と同じです。「一般的なデザインの寺社建築も見てみましょうネ」というコンセプト。それで選んだ寺院が神崎寺、神社が常磐神社になりました。

あまたの鉄筋コンクリート造の寺院の中から神崎寺を選んだポイントは「色」です。柱・梁・桁・組物などの部分(壁は除く)がコンクリート打ちっぱなしの「グレー」ということで、神崎寺をピックアップしました。鉄筋コンクリート造の寺院の多くは前述の部分が「クリーム色~茶色」の間の濃淡の何れか、または、朱色です。そんな中、グレー系は比較的数が少ないようでしたので、便宜的に色で線引きをしてみました。

なお、一部、ネット画像だと「白」に見えるものがありますが、実際は極薄いクリーム色だと思います。真っ白を使っているのは、デザインを凝りに凝りまくった一部のお寺か、インド様のお寺か、都市部のビル寺院に限られるとみて、ほぼほぼ間違いないでしょう。

また、本記事で「番外編」と謳っているのは…、
誠に申し上げにくいのですが、わたくし的に今般の体験は「なんだかなぁ...」という印象に終始したため。

ままま、番外編なのでサクっと参ります。

神崎寺


神崎寺


神崎寺
何と言ったらいいのでしょうかねぇ…


神崎寺


神崎寺


神崎寺
明鏡止水の心境。(汗

神崎寺が嫌いとかってわけでは全くないんですヨ。むしろ、コンクリートの風合いが出てて、着色された躯体よか遥かに重厚感があります。”グレーしばり”は正解だったかもしれません。


神崎寺
しかし、バイブスのメーターはビタっと止まったまま。

神崎寺に来たのは、常磐神社で「ヤッホーぃ!」ってなってた数分後なのに、この温度差は何…?

こういうときこそ、脳ミソを回転させるとき。なぜ、わたしは、常磐神社と神崎寺で異なる反応をするのか?

現時点の結論から申しますと、判定は先送りです。なにしろ、一般的な寺社建築として鑑賞したのは、常磐神社と神崎寺の二件だけなのですから。むしろ、己に生じた温度差を一旦胸中にしまって、このまま寺社建築を巡りを続けると、何か面白い発見があるかもしれません。