「ブラックリスト」、スパドラでファーストシーズンが遂にスタートしました!
<#1 リズとレッド Pilot>
スパドラでは連日大々的に取り上げ、年明けからは随時カウントダウンまでして大盛り上がりの中、鳴り物入りで始まった今年の幕を開ける大物ドラマ「ブラックリスト」がいよいよ日本解禁です。
印象としては!
同じく鳴り物入りで大物ハリウッド俳優を担ぎあげて去年日本で放送されたドラマ「ザ・フォロイング」が始まった時のような印象を持ちました。
ジェームズ・スペイダーといえばもちろん映画でならした世界的・大物ハリウッド俳優なワケですが、私なんかだとやっぱりカンヌ・パルムドールを受賞した、かの映画以来、セックスシンボルとしての地位をしばらくは築いていたって印象なわけですよね。
そして久々に彼を拝見しまして…みんな同様のことを思ったと思うけど…いやー、、貫録出てきたね! お腹とともに!! 額とともに!!
でも、顔がアップになるとやはり整ったレイアウトに刻まれた皺までもがセックスシンボルの面影しっかりと。
色っぽいよね、顔自体が。
ともかく、ちょっと、いやかなり、ビックリしました。若き日の彼の姿が脳裏に焼き付いている世代としてはさ。
ところで、ストーリーとしては、本題に入るまでがかなりフクザツでミステリアス。
ジェームズ・スペイダー扮する国際的犯罪者で「犯罪コンシェルジュ」との異名を持つレイモンド・"レッド"・レディントンが自らFBIに赴いてくる。
彼は話し相手として本日がワシントンのFBIには初出勤となる新人の捜査官エリザベス・キーンを指名。
レッドは彼女に、やはり凶悪犯であるザマーニの情報を託す。
レッドはエリザベスに情報を与えることで、彼独自の「ブラックリスト」に配された世界的凶悪犯やテロリストたちを、チームとして共に捕らえていく、ということのようですが。
私はこのテーマを聞いて、ああ、アメリカというのはやはり、まだまだテロのトラウマから抜け出せていないどころか、もう興味はそれだけなのだな、と思い始めていました。
アメリカを代表するヒットドラマを考えてください。
もちろんすべてとは言いませんが、24に始まって、CSI:NY、ホームランド、という具合に、もうテロの脅威というよりも、テロの病から全く抜け出せていません。
無理もないことです。
そして、FBIがずっと追い続けていた国際的テロリストが、敢えてFBI捜査官の一人と協力してチームを作り、その「ブラックリスト」に載っているテロリストたちをつぶしていくっていう・・・正直言ってナニソレ的なテーマなんですが、なぜレッドはエリザベスを指名したか、そして平凡な人間のように思われたエリザベスの夫の裏の顔とは…? といった謎ときもこれから始まるわけです。
なんだか騙されているような気もしないでもないのですが、ジェームズ・スペイダーの確かな存在感に、なんとなく見入ってしまっているような感じです。
ちなみにこのドラマのヒロインであるエリザベス・キーンですが、どこか24のミッシェル・デスラーの面影をたたえる、非常に魅力的で新鮮なルックスの女性です。
この人も闇を抱えているようですが…でもさ、プロファイラーなんて誰もがそんなものよね。
完璧な人間のように見えて、実はすごくそれぞれに暗い過去や心の闇を抱えてる、みたいな。
エリザベスもつい先日までクワンティコにいたという設定なので、BAUの一員だったのかもね。
まぁちょっと今の時点であれこれと評価するのも拙速のような気もするので、もう少し見進めてから、私なりの瑣末な評論に移りたいと思います。
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