見始めました!「クロッシング・ライン」#1 ICCチーム誕生 前編 | 人生にドラマを!~トコの海外ドラマ日記

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海外ドラマ(主に米国もの)を中心に感想などを書き連ねます。
読書や映画鑑賞も好きなので、たまにそんな話もします。
一応それなりに気を使ってはいますが、レビューはネタバレを含みますので、何卒ご了承ください。

「クロッシング・ライン~ヨーロッパ特別捜査チーム~」です。

<#1 ICCチーム誕生 前編 Pilot, Part 1>


常々思っていました。

ヨーロッパというのは地続きで、言語も文化も異なる国が連なっているわけですが、その国家間の往来は激しく、特にEUが発足してからはビジネスマンに限らず人々は普通に行ったり来たりしているワケで、国境をまたいだ犯罪だってたくさんあるはずだって。


そんなわけで、「クロッシング・ライン」ですが、実際にそんな組織があるのかないのかは存じませんが、ヨーロッパ夢の合同捜査チームが発足!というわけです。

中心となるのはパリの司法警察中央局の元警部であり現在は国家警察で警視として勤務するルイ・ダニエル。リーダーの貫録があり、仏語訛りの英語がセクシーな大人の男です。


一応、この組織の発足も当然一筋縄ではいかず、ICC(国際刑事裁判所)に認可申請をするもいったんは却下されてしまいます。しかし、ICCにルイとともに現れた、チームの一員で、イタリアの潜入捜査官エヴァ・ヴィットーリアが、監察官ミヘル・ドルンの著書を引用しながら、彼の自尊心を見事にくすぐり、おかげでチームはICCの命令書をゲット。これで、今回の事件の捜査のみ、ということを条件に、ヨーロッパ合同捜査を許されます。


ちなみにこのICCの監察官を演じるのがドナルド・サザーランド。


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すごい大物ゲストだなっと思ったら、ゲストというよりもレギュラー陣みたいです。

ヨーロッパ各地のロケが敢行されているところからしても、かなり豪華なドラマの作りですよね。


第1話では、チーム全員の人となりがチラホラと紹介されていますが、それぞれのキャラクター設定もなるほど面白く、もう興味津津です!! 


最もフィーチャーされてる、間違いなく主役級の捜査官は、元NY市警の刑事、カール・ヒックマン。とても優秀な刑事だったのですが、利き腕である右腕を負傷して以来、市警を辞め、痛み止めでモルヒネを常用する生活を送りながら、遊園地で清掃員として働いていたところをルイにスカウトされます。


カールを演じるのは、ハリウッドの名脇役としても有名なウィリアム・フィクナー。

最近はテレビシリーズにもちょいちょい出てますけど、だいたいひと癖あって存在感のある役どころを演じていますよね。

今回もちょっとダークな役柄ではありますが、カッコイイです。



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その他にも国籍、男女入り乱れる合計7人のチームの面々、みんなもちろんキレ者だし、それぞれに特技があって、面白そうです。


一部簡単に紹介しますと、フランス国家警察のアンヌ=マリー・サン。

彼女はどちらかというと落ち着いていて派手さはなく、優等生っぽい風貌ですが、一度見たら細部まで忘れられないという超記憶症候群。そう、キャリー・ウェルズ@アンフォゲタブルです。


ドイツ・ベルリン警察からきたセバスチャン・ベルガーはIT担当。現代の捜査モノにはコレは欠かせませんよね。


ロンドン警視庁のシエナ・プライドは、上院議員の父と弁護士の母を持つ、英国上流階級のお嬢様。その名の通りプライドの高い自信家ですが、魅力はそれだけではなさそう。


逆に、北アイルランド警察庁のトミー・マッコーネルは、少年院を行ったり来たりした経験を持つ根っからの不良っ子。



このように出自も性質も全然違うデコボコチームが、今後どんな活躍を見せるのか、楽しみです。


ちなみに、今回のエピのラストでは、アンヌ=マリが犯人らしき人物にさらわれ、車で連れ去られるのですが、その車は”アンバサダー”の車両ということで、国境警備をスルリと切り抜けてしまいます。


誰の犯行!?何のために!?そしてアンヌ=マリーは無事に生還出来るのか!?


第一話としての掴みは上々です!



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