時々自分の右腕がいうことを聞いてくれない事がある
そんなとき私は自分は改造人間ではないかと思うようにしている
私を作った博士や科学者たちは誤って私の右腕と誰かの腕を間違えて縫い合わせてしまったのだと思うようにしているのだ
そうすればこの使えない右腕を切り落としたいという邪念を否定する事が出来るしこの事実を見ないという行動で表せる
なんて素敵な解決策なのだろう!
痛い思いもせずに心の病気を倒せるだなんて医者よりも頼れるではないか
見事だ
天晴れだ
なかなかだ
ふふん
どうか科学者の皆様
どうかお医者様
心にもメスをお入れ下さい
心をもっと見て下さい
こんな逃げのようなやり方では治したとは言い切れないではありませんか
どうかどうか心にメスを
心の叫びとやらを感じて下さいませ
叫びを心で受け止めなくてもいいのです
その手に
その鼻に
その肌に
ぶつかったものを目を凝らして理解しメスをいれて下さい
心はもう真っ赤なのです
止まらない"真っ赤"が喉元まで来ているのです
目を瞑らないで下さいませ
手を離さないで下さいませ
私たちはここにしかいないのですから
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