【久保憂希也 公式ブログ】日々是鍛錬 ~ビジネスは結果。それがすべて~ -9ページ目

生きているのと呼吸をしているのとは違う

過激なブログタイトルだけど、私はまさにその通りだと思う。

この言葉、下記の本の第1章に載っていました。

私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブの7435日/安田 佳生(やすだ よしお)

著者は、「生きているのと死んでいないのとは違う」
と著書の中で言い変えています。良い表現だ。

私はこの著者と似ているんでしょう。
生きているうえで損することばかりだったように思います。

中学校3年生のときに、高校受験に関する3者面談で、
担任の先生に「第1志望の高校を落ちたらどうするんだ?」
と聞かれ、「行きたい高校に落ちるくらいなら中卒でいいです」
と言い切って、大ケンカをしたことがあります。

私は本心からそう言ったので、先生がそれほど
怒っていることの意味を当時はわかりませんでした。

今は大人だから意味はわかりますが、
今の私がそのまま中学生でも同じことを言うでしょう。
事情がわかってもこれですから、
やはり損をする生き方(考え方)なんだな~と思います。

今から振り返ってもこんなことばかりで、
就職活動をしている大学生とか信じられません。
当時は大学の同期全員バカだと思ってました、本気で。

全員同じ格好して、同じ時期に活動して、
どうやって自分をアピールしているのか不思議です。
「差別化」って言葉を教えてあげたくなります。
本気で仕事を考えているとは到底思えないです。

就職活動という行動が、本気で就職先を
探す活動だと言うなら、「では別の就職先を探す方法を
考え方ことがありますか?」と聞きたいです。

私から言わせてもらうと、自分で積極的に
生きてる人なんて、割合的には相当低いはずです。
ほとんどの人は、まわりに流されて生きています。

意味もなく高校に行き大学に行く。積極的に
選択しないくらいなら、中学校卒業を自ら選択して
好きなことを仕事にする方をなぜ選ばないのか?
正直、昔から不思議で仕方なかったです。

「生きているのと呼吸をしているのとは違う」

ほとんどの人は呼吸をしているだけだと思うけど、
私自身は生きていると言い切れますよ、昔から。

結局は、一度きりしかない自分の人生に、
どれほど積極的に関われるのかが大事なのでしょう。

自分の意思決定が、「親が反対したから」とか
「みんなそうやってるから」など思った瞬間に、
呼吸をしているだけの人に成り下がります。

生きる人は、呼吸をしているだけの人より、
生きることがツラいです。生きるとはそういうことだし、
呼吸をしているだけの人は、そのツラさから
目をそらして生きているだけなのです。

私はいつも何事も、自分の人生や、
それに関わっている人に積極的だし、
これからもそう生きていきたいと強く思っています。

紀伊國屋のイベントに登場!

本日、日経新聞の3面に、拙著
「社長、御社の税金は半分にできる!」の広告が載ったので、
朝からAmazonのランキングが急上昇して、そして・・・
あまりに売れすぎて在庫切れになりました。
皆さん、書店さんでお買い求めください。

さて、私の2月の新刊
「頭の回転数を上げる45の方法」の方も
売れ行き好調なのですが・・・

なんと著者2人が紀伊國屋新宿南口さんの
イベントに登場することになりました!

http://www.kinokuniya.co.jp/store/Shinjuku-South-Store/20120301135512.html 

無料のイベントで、事前の予約も不要なので、
3月15日(木)18:30~はぜひ新宿へ!

あっ、そうそう!
この日、たまたまなんですが、
私の35歳の誕生日なんです。
まあどうでもいいんですが・・・



会計力を身につける

早くも3月になりました。あと1ヶ月もすれば街や電車に
新入社員・新入生があふれかえるんでしょうね。

さて、先日もブログで紹介しましたが、
3月10日(土)午後、渋谷にてセミナーを開催します。

http://ameblo.jp/toco2tax/entry-11151938600.html 

第2弾の会計本を出版しようと思っているのですが、
そのネタを全開でいこうと考えています。


そもそも、なぜ会計を勉強した方がいいのか、
会計をビジネススキルとして身につけたらどうなるのか、
正直イメージできていない人がほとんどだと思います。


また世に出ている会計本のほとんどは、
何とか会計を簡単に説明しようとするばかりで、
会計の本質を説明できていないのだと思います。

こんな状況で会計力を身につける、というのは
実質的に考えてムリなのかな、と思います。

講師としてはちょっと高いハードルですが、
このセミナーで受講者の皆さんを
スッキリさせたいな、と本気で思います。

http://inspireconsulting.co.jp/business/seminar120310.html 



情報は自分に返ってくる

私が最近実感している、なかなかに
面白いビジネスモデル(?)があります。
(以前ポッドキャストでも話したのですが)

それは、ノウハウや情報の開示です。

普通に考えると、ノウハウや情報は
それ自体が価値を持っているため、
いかに隠して自社が利益を得るかが大事になります。


しかし、目の前の損得を考えず、
ノウハウや情報をあえて開示するのです。


そうすると面白いもので、そのノウハウや情報を
知って使った人が、自分の経験を通して新たに得た
ノウハウや情報を、開示した自分に共有してくれるのです。


最終的には、発信した側にノウハウや情報が
どんどん集まるようになり、そのマーケットでは
誰も勝てない存在になることができます。

つまり、1人や1社が持っているノウハウや情報は
たいしたことがないから、結果としてみんなで
ノウハウや情報をシェアする仕組みというわけです。


これはネット業界でよく使われるモデルですが、
それ以外でもまったく同じことが言えます。

私も去年からこんなことを全国的に始めており、
超ニッチな分野ですが、日本全国誰にも
負けないだけの情報や事例が集まるようになりました。


情報を与えた人が、逆に情報を与えてくれ、
それをネタに自分がまた情報を開示する。

これが雪だるまのように膨らんでいくわけです。

正確にはビジネスモデルとは呼べないかもしれませんが、
「情報は自分に返ってくる」ことは真実だし、
これを利用しない手はないと思っています。



部数にこだわる理由

昨日ある方と飲んでいて出版の話になりました。
(この詳細については後日報告するかもしれませんが)

その中で、私が本の売れ行き=部数に
こだわる理由
については話しました。

著者の中には、「部数じゃなくて、良い内容を書くことが
著者のミッションだろう」という人が多いのが事実
ですが、
私はそれが間違った考え方だと思っています。

良い内容を書いたから売れるわけじゃない。
売れたものが良い本だと本気で思っています。


著者は本業の片手間で出版をしているかもしれませんが、
出版社は出版を生業にしているのです。

著者が受け取る印税は、自身の本業に比べたら
小遣い程度かもしれませんが、
出版社は本が売れた分だけが売上です。

著者が自分のことだけを考えれば、
確かに売れなくてもいいかもしれません。
読んでいただいた方から、お褒めの言葉をもらい、
それで満足できるかもしれません。
しかし出版社は満足だけで飯は食えません。


これは出版に限らずビジネス全般でも同じことです。
1つの仕事をするのに、取引先やパートナーが存在します。

自分だけ考えると、中長期的に考えると
絶対にうまくいきません。
逆にいうと、相手のことを配慮に入れておけば
長く大きなビジネスができるのです。


さて、今から福岡出張です。
出張は本を書く絶好の時間。
また部数にこだわった本を書きます。