色々と忙しい日々を過ごしているからか、なかなかここに書くことが難しいですが・・・
ばぁばについて
ばぁばは7月初旬にリハビリ目的で短期入所として老人保健施設に入所していました
うつ病がありつつもリハビリにはそれなりに意欲的だった
しかし2週間後には「ここの施設はあたしには合わない、帰りたい」と言い出した(^^;)
ばぁばの性格上、結局どの施設や病院に行っても合う場所はないんだと思っていたので「そんなことを言われても家に一人で居られないのであればリハビリをして一人で在宅が出来るようにならないと帰れないんだよ」と説明をしても涙目になって拒否るばかり(+_+)
さすがにね、施設の担当者もケアマネジャーもあたしもばぁばの対応にクタクタになりながら話を聞いていた日々でした
で、8月11日4時頃
我が家の固定電話がなりビックリして出てみると施設の担当看護師さん
「先ほどから嘔吐が止まらず高熱と血圧低下と意識朦朧の状態になり、ベッドからずり落ちてるところを発見されたので救急病院に搬送しようとしています。救急車が到着し病院が判明次第、また連絡しますので準備をしておいて下さい」と。
何が起きたんだ!!ってアタフタしながら急いで出かける用意をして連絡を待ち、市民病院への搬送が決まったと連絡があったので車で搬送先へ向かった
時間外の受付を過ぎると同伴してくれた施設の担当看護師さんが待っていてくれて詳細を聞いた
発見した時は4時を過ぎていたが、カメラ録画を見てみると3時過ぎから嘔吐が始まっていた事が判明したそう
2時間の検査が終わり担当医から呼ばれて説明を受けた
「誤嚥性肺炎ですね、両肺が真っ白なんですよ。結構酷いので、化学性肺炎となるでしょう。化学性肺炎とは、胃酸が肺に入っている可能性があると言う事で、酸ですから肺に入れば有害なものになるわけです。嘔吐がなかなか止まらず熱も下がらず血圧低下も酷いので今からHCUと言う高度治療室へ移動します」と言われる
誤嚥性肺炎かぁ・・・
脳梗塞2回して口腔障害があるにもかかわらず、今までならなかったのが不思議なくらいだなと思っていたので「いよいよ口腔障害が本格的になったんだな」と理解した
HCUに搬送されたばぁばはめいっぱいの酸素を入れる酸素マスクをして血圧上昇を促す点滴と絶飲食になるので栄養補給の点滴をしながら、苦しそうにしていた
「もうあたしは助からないと思う、今までお世話になったな、もうあたしがいなくてもあんたは大丈夫だからよろしくな」
と言われるが「まだ治療始めたばかりだからそんな弱気にならないで信じようよ」と言い残してその場を去る
必要な荷物と必要な書類を抱えて改めてHCUへ戻ってきて、とても話が出来る状態じゃないなと察する
あれからもうすぐ1か月経とうとしてる
2週間目には一般病棟へ移動し過ごしているばぁば
ひと山を越えて今は安定しているが、栄養を口から入れることが出来なくなっているので点滴だけの栄養になっているしずっと寝たきりなのでリハビリどころではないのです
意識ははっきりしていて認知機能も落ちていないので面会に行けば色々話している日々
せめて口からお粥を食べれるようになればなぁ・・・でもやたらと食べさせると肺に入ってしまう可能性があり、今はまだ療養型の病院への転院が出来ない状態らしい
ばぁばが我が家にもう一度戻りたいと言いながら涙ぐむ姿が今は本当に切ないな