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東洋占術家の厳朱零です。
「カウンセラーの最大のライバルは占い師」
これは、ある産業カウンセラーの先生が、産業カウンセラーを目指している生徒さん達に対して、言われた言葉です。
私自身が直接聞いた言葉ではないのですが、何となく理解できる言葉だなと思っています。
実は、私は産業カウンセラーの資格を有しています。15年前に資格を取得し、時々更新時期が来ますが、今でも更新中です。
おそらく、その先生は、ご相談者をお客様として見立てると、どちらにお客様が流れるかというと、占い師へも流れるので、そう言われたのかなと推察しています。
私は、人の話を聴くという観点から見ていくと、どちらも人の話を聴くという点では、同じだろうなと思っています。
私が、産業カウンセラーの資格を取得する大きな理由として、人の話を聴くというスキルを学びたかったからですが、これは占い師になってからも役に立っています。
占いをやっていると、「相談内容がまとまっていないのですが、良いですか?」という相談者が、時々いらっしゃいます。
「もちろん、良いですよ。」と言って、相談者のお話しを聴くのですが、その時によく思うのが、「傾聴スキルを学んでいて良かったな」と。
産業カウンセラーの資格は、いろんなカウンセリングに関わる知識を学んで活かす資格ですが、実地で「傾聴」というスキルを学びます。今でも体が覚えています。
当時は、カウンセリング理論の「来談者中心療法」という理論を主とした講座の構成なのですが、「傾聴」スキルのワークショップは、産業カウンセラーの講座の半分を占める重要なスキルトレーニングだったんですね。
相手のお話しを聴くだけで、質問をしてはいけないスキルを学びます。質問はしないけど、相手が話を続けることが出来るスキルです。
相手の話を聴いて、主訴(しゅそ、本当の悩み)を見い出すスキルなのですが、相手も主訴が分かっていない、もしくは主訴を言い出しずらいなどの理由があり、言葉として出されない中で、聴いている方が、相手の主訴を見い出すスキルなんですが、相手の気持ちに寄り添うというスキルでもあります。
「占い」も相手の気持ちに寄り添うことが重要ですが、相手の主訴を見い出すことも重要ですよね。
悩みをはっきり認識している相談者は、相談内容もはっきりしていますが、ただし、そんな方も悩みを認識していないことも多いですよね。また、悩みをはっきり認識していない方への対応には、「傾聴」のスキルは、占いには欠かせないスキル、言い換えると一番大事な事かなと感じています。
今日は、久しぶりに真面目なお話をさせていただきました。
私事を少しだけ、これまで、川崎ほしよみ堂、横浜ほしよみ堂で対面鑑定をしてきましたが、占い館から離れて、暫くは、自宅で鑑定をしていくことにしました。
もちろん、これまで実施してきた占い講座(紫微斗数、宿曜占星術、タロット等)は実施します。
気まぐれですから、すぐにどこかの占い館で対面鑑定をするかもしれません。
ステラ(Stella)というチャット、通話での鑑定は、これまで同様に自宅で継続していきます。
宜しければ、覗いてくださいね。
自宅は、横浜市戸塚区です。
お問い合わせ先は、
E-Mail: genshurei@gmail.com
Twitter:@shibisei1956(DMで受付中)
東洋占術家 厳朱零