アラビアの呪文「開け胡麻」って本当にそう言っていると思いますか?
実は本当のアラビア語でもそう言っているんです。
私は、アラビアに40年近く前に、2年間駐在をしていたことがあり、アラビア語も少し勉強しました。
少し披露すると、「開けゴマ」という「アリババと40人の盗賊」や「アラジンの魔法のランプ」で時々登場する、呪文の言葉「開けゴマ」はアラビア語で、「イフタフヤーシムシム」と言います。
日本語の「ひらけ胡麻」はその「イフタフヤーシムシム」の直訳です。
「イフタフ」が開け、「シムシム」が胡麻(ゴマ)です。
当時、なんとなく、「へ~そうなんだ、本当にゴマと言っているんだ」という印象を持ったことを覚えています。
もう少し披露すると、アラビアを代表するというか、象徴するような言葉が3つあります。
以前、ブログにも書きましたが、
「インシャアッラー」 神が望むならば
「ボクラ」 明日
「マレーシュ」 気にするなです。
こちらが、何か仕事を頼んだときに、「今やる必要があるの」的なニアンスの言葉です。
今やれることも、「明日でもいいんじゃない。」の意味も含まれます。
ただし、明日になれば、また「明日でもいいんじゃない」と言うわけです。
のんびりと時間が流れている感じです。
おそらく、皆さんの、アラビアの印象とは大きく異なると思います。
皆さんご存知の「ドバイ」はアラブ首長国連邦の一首長国って知っていますよね。
アラブ首長国連邦は、七つの首長国からなり、その首都の首長国がアブダビで、そこに私は駐在をしていました。
アブダビは、想像以上に暑い国で、昼過ぎから夕方まで仕事にならないほど、真夏は暑いのです。
私は赴任が11月だったので、若干暑さに陰りがあり、次の真夏までに徐々に体調が順応していきました。
順応するというのは、身体の毛穴が徐々に開いてくるので、暑くても直ぐ汗をかき、体温調整が出来るようになるということですね。
人間の身体ってすごいですね。
そのアブダビ駐在中にアラビア各国をめぐりましたので、近じかアラビア紀行をブログに乗せたいと思っているのですが、やはりアラビアでは危険な目にも多々あいました。
しかし、その危険な目を難なくすり抜けることが出来たのは、実は紫微斗数占いをして、解明できてしまったのです。
命術の紫微斗数占い、奥が深いなと思ったのですが、アラビア紀行の中でそれを解き明かしていきたいと思います。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
感謝
厳 朱零のmy Pick