エジプト産のフリント割りをしてみた。
なかなか思うように割れず、旧石器時代の石刃ナイフとして使えるものは一個のみ。
一つは石匙に。
その後、15cm径ほどの茶色の外皮で覆われている頁岩を割り、尖頭器を作ろうとした。
途中まで進んだ時、訪ね人があり歓談。
自転車走行時に知り合った地質調査の会社のOBであり、頁岩の在り処を教えてくれた人だ。
奥さまの出身地域に生息する昆虫などの画像満載の本を作り、それを持ってきてくれたのだ。
彼は、磨製石器づくりが非常にうまい。
持参された写真には大型の磨製石器が数多く写されていた。
また、彼が以前のように小学生対象の教室を開いたら、石器づくりを見せてやりたいものだ。
春になったら石割に力を入れ、剥片取りと尖頭器用の石核づくりに精を出そう。
外皮が残る大きなステップができたが
綺麗に除去できた
叩き石と鹿角ハンマーで外皮を剥ぎ
形をレンズ状に近づけていく
剥ぎ取った剥片
矢じり作りに使える