昨日、PCで見つけた買い取り業者のグループに査定を依頼した。
写真を何枚か添付して送信すると、何社からも連絡が入った。
保証書や付属品の有無、それに入手先など求められた。
すると先方はすぐ顧客を探し、このくらいの額なら購入したいという方がいると連絡が来た。
その額200万円。
この時計は1960年から1980年ごろに作られた時計という。
ずいぶん古い時計だ。
1975年ころRolex の本を見ると389万円であり、トヨタのクラウンなど問題外であった。
1975年と言えば私がまだ20代後半で、とても買える金額ではない。
しかし、それから15年ほど経った頃、上野のお店で見かけて気に入って買ってしまった。
安サラリーマンでありながら、1980年代初めにも当時89万円のRolex を買っている。
金とステンレスのコンビ。
初めて手にしたときは、その時計でも震えた記憶がある。
1980年に結婚し、その翌年あたりも50万円ほどする金時計を買い、鰐皮のベルトを外し、特注の金無垢のブレスレットに50万円かけて取り換えている。
一人者の頃から毎月5万円貯金し、ボーナス時は20万円くらい貯金していたが、100万円溜まると使ってしまう癖があった。
本当に悪い癖だ。
200万と言った業者さんに着払いで送ろうかと準備したが、土壇場でブレーキをかけた。
(大師匠)
おい大五郎!
新聞に出てくる詐欺被害の記事を読んでお前がいつも言っていたじゃないか。
面識のない人間に何億とか何千万も送る者の気が知れないと。
今お前がやろうとしていることは、それと同じだぞ。
知らない人に時計を送るんだろう?
いくら相手が信用できる買い取り業者さんであっても、お前の行為そのものが詐欺被害者と違いがないということだ。
それを言っているんだよこの馬鹿が。
もし売るなら相手の顔を見てからにしなさいよ。
(大五郎)
うーん。
相手方に丁寧にお詫びして送付を断った。
すると、別の会社からも電話があり、現物を確認して査定したいので送ってくださいと。
断ると、秋田にも支店があるので行ってみてくださいと。
家から車で数分のところに”買取大吉”さんがあり、初めて行ってみた。
写真を数枚とり、すぐ本社の方に送ったようだ。
そこで客探しをして返答が来た。
これこれの額ですよと。
だが、ここ一週間金が値下がりしているのでそのまま持ち帰った。
今まで売ることなど考えていなかったので、定年後は石器づくりの時も身に着けていた。
売るつもりなら使わずに保管しておけば、もっと良い値がついただろうに。
今はピエールカルダンとスポーツウオッチで十分。
母ちゃんもいないし、もう少し俺のそばにいろ
金無垢時計をいくつも買ったが
妻は一言も苦情を言わなかった
今考えると良くできた女房だったな
誕生日ごとに高価なものをプレゼントしてたからかもしれない
しかし、妻は一度も使うことなく大事に保管していた
箱も立派だ
























