【和歌】春を思ひて作れる歌【オリジナル】 | TOSHI‘s diary

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今回は私が即興で詠んだオリジナル和歌を載せていこうと思います。

長い時間をかけて修正した歌ではないので、変なところがあったら申し訳ありません。

今回の和歌は中古日本語(主に平安時代の日本語)がメインになります。

日頃のクセでところどころに上代日本語が混じっているかもしれません。

また、和歌だけだとちょっと寂しいので、ここは平安時代風に、

色紙風の背景に草書体風の文字を書いた画像を貼っておきます。

 

それでは淡々と進めていこうかと思います。

早速始めていきましょう。

 

 

(ふゆ)ごもり 春日来(はるひき)たりぬ (あらた)たしき ()時見(ときみ)れば (こころ)(きよ)

 

 

 

八千種(やちくさ)も ()れて(さぶ)しき 野辺(のへ)鹿(しか) 今此(いまこ)(ごろ)に (ふゆ)()らむぞ

 

 

 

(あら)たしき (のぞ)みを()るる (はる)()や 野辺(のへ)雪解(ゆきげ)も (うれ)しかるかな

 

 

 

花苑(はなぞの)に いと()づらしき (かはひらこ) み(そら)()ひて (をり)(いろ)ふる

 

 

 

野辺(のへ)(はな) (えだ)より(かけ)る 千鳥群(ちどりむら) 皆歌方(みなうたかた)も (すゑ)にい()かむ

 

 

 

折節(をりふし)の (なが)るる(とき)に ()まふ(はな) ()りの(しげ)くは いみじく(にほ)

 

 

 

桜咲(さくらさ)く 野辺(のへ)()たりて (ねが)ひたり ()永久(とこしへ)に (はる)にしもがな

 

 

 

年月(としつき)は さめぐる()にも ()たりけり かくばかりにも うき世移(ようつ)ろふ

 

 

 

天離(あまさか)る (ひな)故郷(ふるさと) (おも)ほえぬ 日々並(かがな)ぶる(ごと) (とし)()(ごと)

 

 

 

春来(はるく)れば ()()れぬる() (おも)()づ さね()ひかてぬ (いも)(しの)びて

 

 

 

(ふゆ)ごもり 春日来(はるひき)たりぬ (あら)たしき ()時見(ときみ)れば ()びしかりけり

 

 

 

今回は以上になります。

拙い和歌で申し訳ないですが、最後までお読みくださりありがとうございました。

こういったオリジナル和歌だけの日記も書いていこうと思います。

 

 

それでは皆さんまたお会いしましょう。