平安京の正親町小路とは現在の中立売通として残っている。
とはいっても非常にややこしい道路になってしまっている。
いきなり一方通行だったり行き止まりだったり……。
迂回してもこれまたややこしい平安京エイリアン状態な道らしい。
こちら烏丸中立売。
東の端から西京極大路に向かって移動してみよう。
一方通行を逆走することになるので私はバイクを押して歩く。
私のバイクはスクーターよりも重いので、押して歩くだけで筋トレである。
はっきり言って面倒臭くなってきた。何で私はこんなことをやっているんだと冷静に考えたw
こちら堀川中立売。
ここから二方通行になるんでバイクで突っ走れる。
こちらは前々回の日記で書いた一条大路と皇嘉門大路が交わる安嘉門の跡地。
途中でこの中立売通は図のように一条通と交わる。
そしてこの地図の萌えキャラの存在感w
で、この正親町小路だった中立売通というのはここで途切れてしまうのである。
右京側に残る正親町小路の名残はちょこっと点在しているだけで、ほぼ消滅状態にあるらしい。
これにて正親町小路を巡る旅は終了。
私の苦労の成果がこれだけというのは何とも寂しい話である。
ということでおまけというか他の道を見てみよう。
こちら烏丸上長者町から見た、かつての土御門大路で現在の上長者町通。
一条大路と同様、まるで大路だったとは思えないような感じの道になっている。
あんまりでかい声で言いたくはないんだけど、面倒なので突っ走っていないw
こちら烏丸下長者町から見た、かつての鷹司小路で現在の下長者町通。
今年の干支にぴったりな猪を祀る護王神社がある。
一条大路や土御門大路とは対照的に、小路だった道が今では広く設定されている。
これらの道も右京から何度も途切れてしまうのが特徴らしい。
今回わかったことは全ての大路と小路を巡るのは、もう不可能だということ。
途切れてしまった道を迂回するのも一苦労だし、何より消滅している箇所が結構ある。
まあ、千年以上も同じ道路が残っていること自体奇跡なんだろうけどね。
京都市内の地図を見た限りでは、くっきりと平安京の道を残している道路もあるにはある。
次からはもっと大雑把に道をセレクトして走ってみようかな。
ということで次回は誰もが知る有名どころの通を書いていこう。
前のベトナム料理を食べてきたっていう日記で書いた通を紹介するぞ。
ということで今回はここまで。
ではでは皆さんまたお会いしましょう~。