前回のNO1の記事で、
父親のイメージがアップしたような・・・気配がぁーー
こりゃー困った!って、正直思ってます。笑
まっ!それはそれとして、続けて行きます。
父親には威厳と自信が漲っていました。
「自分の言う事を聞いていれば、間違いはない」
これが、父親の口癖でした。
その言葉に、子供の私は「うんうん」と、頷くだけでした。
その「うんうん」が、
後に我が身を苦しめる布石になるとは夢にも思っていませんでした。
小学校高学年になる頃には我が家は、
当時では中々揃わない、冷蔵庫もテレビも車までもありました。
近所の子供達は我が家にテレビを見に来ていました。
父親はその光景を眺めているのが好きだったようです。
自分の権力の象徴のように感じていたのか、
ただ単に、子供に優しかったのか、今となっては分かりません。
子供達が集まると、必ず粉のソーダーの素でソーダ水を作り、
そこへカップのアイスクリームを入れて、
子供達全員に振舞ってくれました。
近所の子供はテレビが観たかったのか、
自家製のクリームソーダーが食べたかったのか・・
それも、今は分からない。
けれど、この頃までは確かに心に感じられる幸せはありました。
クリーニングの商売もどんどん大きくなりました。
それまではオートバイで個別に御用聞きに行き、
洗濯物を集めていましたが、
その効率の悪さを、父親は改善する方法を考えました。
洗濯物の受け渡し専門の店舗を持つ事にしました。
それも、普通の家庭の玄関先を改築し、
そこの奥さんがその店番をするのです。
そして、集まった洗濯物の25%を手当てとして支給するシステムです。
人件費は、働く人自らが稼ぎ出すのです。
働きに出たいけど、子供が居て働きに出れない主婦や、
もう年で、どこも雇ってくれない人達には、
父親の提案は、渡りに船のような話しだったと思います。
父親の思惑は当たり、あっとの間に店舗は20も出来ました。
そして、この事から県の経営指導にも関わりました。
そして、市内では始めてのオール機械化システムも入れました。
あちらこちらのお店の人が見学に来ました。
父親は自慢げに説明をしていました。
そして、機械導入の手伝いもやるようになっていました。
此処までは立派なお父さん像~~
そのまま
行けば良かったのにーー
おとうさ~~~~~ん!!
頭脳明晰は悪い事にも長けている。笑
続く・・・・
本日の画像1枚。。
神奈川から帰って来る日の朝、娘が焼いてくれたべーグル。
帰りの車の中で食べてと、忙しいのに朝、焼いてくれました。
我慢できずに、出来上がりを一個・・ムシャムシャ。。
美味しかったですよ~~
こんな思いやりは嬉しいです
※ 宮崎の口蹄疫被害は、ワクチン接種後、
殺処分にされます。
東国原知事は、種牛の40頭あまりの存続を強く希望しています。
しかし、国の判断は全て殺処分との事・・
感染していない牛までもが殺されてしまう悲しみは
畜産農家のみならず、国の大損失にも繋がる事態に発展しています。
唯タンに心が痛む問題を遥かに超えてしまいました。
↓読んでいない方は此方にも訪問お願いします。