12月読書カフェのご報告です♪ | 栃木一箱古本市街道

栃木一箱古本市街道

歴史を刻んだ建物の残る街並みを歩きながら、
店主さんたちとのおしゃべりを楽しんでください。
あなたを待ってる1冊が、きっと見つかります。

「一箱古本市」とは?

南陀楼綾繁さんが命名。
2005年に東京で初めて開催され、
以来、日本中に広まっています。

12月、ブック&カフェNAZNAさんでの読書カフェの模様を、久しぶりにご参加くださったまんまるマーヤさんが綴ってくださいました。



マーヤさん、筆が軽いというか、すぐブログ書かれるんですよねー。尊敬します。


写真いただきました!ありがとうございます(^-^)✨

さて、紹介本のラインナップ、、、

1)『そらやさんのおてんきづくり』といよしひこ作


  これは、7日に鹿沼市のプラネタリウムで行われた、星空おはなしコンサートで須賀由美子さんが朗読された絵本。
ギタリストの小川倫生さんも演奏され、とても素敵なコンサートでした。
作者の都井さんは、これがデビュー作になるのかな?色鉛筆かパステルの柔らかい絵と、「そらやさん」が、お願いを聞いてお天気を作ってくれるという、ほんわかしたストーリーです。


2)『世論』上下 岩波文庫 W.リップマン著


  著者は300人委員会のメンバーだそうです。(300人委員会が何か分かってない)
世論とは何か、どのように方向づけられていくのか。みたいなことが書かれています。
つまり世論調査って、世論操作みたいなことだったんですね~。


3)来年のカレンダー3種



  ・服部みれいさんの日めくり ←ボイドタイムという記載があって、それは何かとたずねたら(ベンベン♪)、紹介者さんではなく初参加の見学者さんがご存知で、詳しく教えてくださいました。こういうことがあるからみんなでしゃべるのはオモシロイ。
  ・天然生活の付録 ←この雑誌が休刊になったとき、付録のカレンダーを毎年楽しみにしていた紹介者さんはとてもショックだったそうです。無事に再開されてよかったね~✨
  ・マムアンちゃん ←ビッグイシューの連載でお馴染みのキャラクター。ちなみに常連の参加者さんからこの紹介者さんへ、ビッグイシューの最新号がプレゼントされた件については、マーヤさんのブログをお読みください。(^-^)
日本のカレンダーにかなりの確率で記載されている六曜ですが、その源は当たらない占いだったという説に、今日一番もりあがったかも(笑)

4)『ギリシア神話』串田孫一著 旺文社文庫


  表紙がかわいい💕 ギリシャ神話と言えば星座のもとになったお話も多く、一冊目のプラネタリウムの話とも繋がってきますが、紹介者さんによると、西洋では聖書並みに、世の中のいろんなもののネタ元になっているんだそうです。
星座の話から、星や人工衛星を見た話、星空アプリなどなど、多彩な話題が広がりました。


5)『七つのからっぽな家』サマンタ・シュウェブリン著


  ホラーではなく、読む人の不安を掻き立てる短編集だそうです。「いい話にしようとしてないところがいい!」という紹介者さん。
ちょっとあらすじを聞いただけでも、奇妙な感じというか、普通ってなんだろうとか、誰しもが抱えている孤独、みたいなものが書かれているのかなと思いました。読む人を選ぶ本でしょう。



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今回も楽しく、本とその周辺をしゃべり散らかしました(^o^)/
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます🎵



そうそう。
10月の、、、水害の影響でできなかった栃木図書館長の「くららで話そ!」は、
2月9日日曜日の14時~15時に仕切り直しとなりましたので、ぜひご参加ください。(いつもの読書カフェとは別枠です)

新年最初の読書カフェは18日を予定しています。詳細は改めて。

それではみなさま、よいお年をお迎えくださいm(__)m