息子が無事に卒業式を迎えて。
パートナーから
「保育園の行事から遠足から授業参観に入学式と卒業式ほぼ全て来てくれた父親って少ないんじゃないかな…ありがとう。助かりました。」と。

私はただ子どもの笑顔が見たくて一緒にいる時間が多ければ多いほど嬉しかった。
子どもが小さい時はパートナーは会社員だったので私の方が時間の調整は可能だったし。
というかほぼ子ども優先でした。

自分が育った環境から考えると自分が子どもの頃にして欲しかった事を無意識にがむしゃらにやっていたのだろうと振り返る。

だが問題はそこではない
散々迷惑をかけて家族崩壊寸前だった事もあるのに何事もなかったかの様に会話ができている。
その事自体が奇跡であり言葉では言い表せない感謝でいっぱい。

私の亡き父は水俣病の患者さんの支援や足尾鉱毒問題など様々な社会問題に取り組みその活動拠点として大きな役割を果たしたライヴハウス「仮面館」を営み、昼間はサラリーマンとしての顔を持ちながらだったので当然の事ながら親の温かい愛情というものを受けていないと感じている部分も多い。
かと思いきや警察のお世話になる数など数えきれないが父は何度でも何時でも警察署まで迎えに来てくれた。

などなど…
卒業式をきっかけに幼少期の頃を思い出してしまったのでサラっと書いてみました。

高校も行かず九州沖縄ネパールと旅をしてきた10代、がむしゃらに働き大酒を飲みめちゃくちゃな20代、ターニングポイントとなった30代、等身大の自分と鬱と向き合い始めた40代、そして今やりたい事が多すぎて時間が足らない50代。

また機会があれば備忘録の様に書きたいと思います。