会社に赤十字社が来て献血をしていたので行ってみた。献血カードは捨てていたが、前のデータは残っているらしく、(前回は10年前ですね)と係員が云う。そうだ、博士課程に進み園田女子大学で非常勤講師を始めた頃、空き時間に駅前の献血センターで献血したのだった。(あれから10年たったのか)
私はいつも血管が細いといわれてきた。(心はもっっと細い) 今日は看護師さんが右腕の内側か真ん中かどちらかで悩んでいた。私は(いつも内側でとってます)と云い、太った看護師さんは内側に穿刺した。吸引を始めたが、出ないらしい。(手が冷たいですね)そういうと彼女はカイロを持ってきて私の手に握らせた。吸引をやめて、血の袋を取り出し、私より下に持ってきて、自然にする。出ているというが、勢いはないようす。そのうち別の看護師が追加のカイロを持ってきて腕の上に次々に置いていく。(運動してます?運動してる人は血管に弾力性があり吸引ができるんだけど、運動してない人は血管が柔らかくて吸引すると血管が萎んででなくなるんです) そこそこ運動してるつもりだが、目前の事実を突きつけられては、運動してます!とは言えない。自分の柔らかい血管とやらを呪うしかない状況であった。
腕を温めたせいか、何とか400cc取れたが20分近くかかった。そんなにかかる人は25人に1人くらいらしい。早い人は男性で六七分で終わるという。何となく自分が不具のような後ろめたさを持ちながら献血会場を後にした。