It is not a special person ...
世の中って、幸せのかたちは
みな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々。
みんな特別な苦労を背負っている。
だから自分はべつに、特別な人じゃない。
もし自分が特別の苦労をしているとしたらそれは
そう思いこんでいる自分自身の姿が、不幸なんだろう。
うまくいかないのを、自分の努力が足りないとか、
考え方、性格がよくないとか、そんなふうには思いたくない。
だいたいの人が、そう。
その点を考えすぎたり、思い込むと、気が沈む。
一方、うまくいかないのを、誰かのせいにしたり、
自分だけが不幸だ、不運だ、と思いたい人もいる。
そう思い込むと、今度は、簡単に解決できることも
解決できなくなってしまう。
思い込みすぎず、逃げすぎず、自分の人生の宿題だと思って、
今できることを今始める。
そうやって、1つ1つ良くしていく。
それが、人生でできること。