変化への対応と、子供たちの成長 | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

先週末は、横浜スタジアムでユニクロのサッカー大会でした。

ユニクロサッカー大会は、通常のルールと以下の点が異なります。
・ゴールキーパーなし
・スローインなし(タッチラインを割った場合は審判のボール投入で再開)

最初は、タッチラインを割ったボールを追いかけてしまい(もしくは見続けてしまい)、その間に反対側でボールが投入されてピンチになってしまう場面がよくありました。

また、全員で攻めて、ボールを取られた後、ロングシュートを打たれて、あわや失点ということが多く、実際こちらの選手が蹴ったボールが相手選手の足に当たって、跳ね返ったボールが自ゴールに吸い込まれて失点。。という場面もありました。

1試合目が終わった後、ミーティングでこの点をコーチが指摘したところ、見事に変わりましたね。

具体的な指示は出していないはずですが、必ず誰か1人はゴール前にいるようになり、しかもお互いに声を掛け合って、順番にその役割を交代で行っていました。

一定の時間守った後は、他の子を呼んで代わってもらい、自分は前に上がる。それの繰り返し。

結果、2試合目以降は失点ゼロ。
子供達が自分で考え、実践した結果です。

特にスゴいと思ったのは、特定の誰かにその役割をやらせる(お願いする)というのではなく、順番に交代でやっていたことです。

試合開始前のわずかな時間にみんなで話し合って決めたのか、試合の中で何となくそんなルールになったのかは分かりませんが、子供たちの成長を感じました。

2年前は味方のボールを奪ってドリブルしていたような子達が、具体的な指示を出さなくても、自分たちで考え、チームとして動けるようになったんだなと思うと感動しましたね。


今後も子供たちの成長が楽しみです。