安堵の意味。
何度とかけても留守電メッセージが流れる……
…………日にち間違えた?
いや、まさか。
携帯メールで確認。
……………合ってる。
寝てるのかな?
待つこと数時間。
………………反応ナシ。
思い切って、彼の部屋に向かうため、原付を走らせた。
…………日にち間違えた?
いや、まさか。
携帯メールで確認。
……………合ってる。
寝てるのかな?
待つこと数時間。
………………反応ナシ。
思い切って、彼の部屋に向かうため、原付を走らせた。
あの日…
どうして、会えなかったんだろう。
いつもの様に朝まで働いている私は、彼を見送った。
外には雪が降りだし始め、確か彼との会話にも この話題があった気がする。 『雪降ってるし、自転車で転ばないでね!じゃあまた明後日』
明後日とはバイトではなく、大学のスキー部の合宿に行くため、年末年始どころか、クリスマスにも会えない私達が、少し早くお祝いするために 会う約束をしていた日だった。
………でも
その日を境に私達は、いや、彼は変わってしまった。 実はその前の休みの時も突然会えなかった。彼は寝てしまっていたと言っていたが 起きてる気配はあったのだ。
あの雪の日から全てが少しずつ崩れていった。
私達の関係も、私の心も。
いつもの様に朝まで働いている私は、彼を見送った。
外には雪が降りだし始め、確か彼との会話にも この話題があった気がする。 『雪降ってるし、自転車で転ばないでね!じゃあまた明後日』
明後日とはバイトではなく、大学のスキー部の合宿に行くため、年末年始どころか、クリスマスにも会えない私達が、少し早くお祝いするために 会う約束をしていた日だった。
………でも
その日を境に私達は、いや、彼は変わってしまった。 実はその前の休みの時も突然会えなかった。彼は寝てしまっていたと言っていたが 起きてる気配はあったのだ。
あの雪の日から全てが少しずつ崩れていった。
私達の関係も、私の心も。