今日、
とぶくじらの練習で
嬉しいことがありました!
小さい頃から、
やる気はあっても表情が動きにくい子が、
踊りの振付の中で
「ヤバい!」という演技の顔を
おもいっきりしてくれました!
私は嬉しくて、
ぴょんぴょん飛び跳ねて
「わあ! 感動だあ!!」と、
言ったら、
その子と一緒にやってる
チームメンバーもその子も、
私の姿に大笑い。
それ以降のそのチームの演技が、
急に面白くなってきました。
子どもにはそれぞれ
成長のタイミングがあり、
表現が溢れる瞬間というのがあります。
だから、
たくさんその表現があふれるための
種を蒔くようにしています。
今までも何度も何度も種を蒔き、
彼女なりには頑張っていましたが、
今日のは、
内側から思わず弾けた表現で、
私は感動したのです。
例えば、どんな種を蒔いたかというと…
今年、
彼女は本気になりきれず、
第一希望の役にはなれませんでした。
(種①)
だけど、
第二希望で仲良しの子と同じ役に!
(種②)
仲良しの子と歌を歌いたいか、
さりげなく提案したら、(種③)
「歌いたい!」と。
おっ、芽が出始めた!
「今年は踊りも頼みたい!」(種④)
と言ったら、
「わかった」って。
そして、
フリルたっぷりの衣装を、
仲良しの子と色違いにしたら、
周りが「かわいい!」と。(種⑤)
そして、
チームで練習するように時間を作りました。
(種⑥)
ただただ仲間と喋ってる時間になっても
いいのです。
チームで仲良くなれば。
そして、今日!
彼女が仲良しの子と喋って、
柔らかくなっている練習で
思わず表情があふれた。
嬉しい!
自分が柔らかくなっていると、
相手の喜びも全身に入って来て、
彼女は大笑いできたのでしょう。
きっと、家族や友だちの前では、
いい表情をしているとは思いますが、
たくさんの人の前で、
自由な表情で振る舞えたら、
生きていく場がうんと豊かになります。
こうして表情が出やすくなれば、
彼女のひたむきな努力や、
たくさん考えていろんなことを思い、
大切にしている世界が、
周りにももっと伝わりやすくなって、
ますます
魅力的になるだろうと思います。
嬉しいなぁ!
