先日、久しぶりに登山しました。
疲れてきて引き返そうかなと思うけど、
あと少し、あと少し。
目的地の展望台まで歩けました。
火山の裏側を見たくて、
開けた景色が見たくて、
歩いて歩いて歩いて。
見えた景色は素晴らしいものでした。
写真でみれば曇っていて、
素晴らしく美しいとはいかなくても、
頑張ってたどり着いた心と体が
イメージを鮮やかにしてくれて、
実際に見たものはもっと壮大で美しいと
記憶されます。
***
ミュージカルの
立ち稽古が始まりました。
なりたい役になれなかったり、
セリフが少なめでめげている子もいるけれど、
まずは自分の出ているところ、
もっと本気で取り組んでみて!
そしたら、
セリフやシーンを
演出家はもっと増やしたくなるから。
本番に素晴らしい景色を見られるかは、
その子がどこまで本気で取り組めたか次第。
それは
日々の悩みも一緒。
現状を嘆いてばかりでなく、
まずは一歩ずつ、
自分の足でいけるところまで。
私はその気持ちを味わうために、
山に登り、ヨガに通い、
日々の子どもに向かい合います。
悔しさを乗り越えるのは、自分自身。
まずは自分で、
行けるところまで。
気がつけば、
素晴らしい景色が見えるよ。