脚本完成! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



とぶくじら広場

夏の合同練習が終わりました。


怒涛の3日間で脚本を完成させ、

印刷屋さんにデータを送付。


これでここから本番までの

大きな流れが作られていきます。


今年は夏の間に

かなりしっかりと

みんなの希望の役をある程度考慮して、

脚本を作っていたから、

役を決定したら、配役に合わせて

直して仕上げます。


公演ごとに新しい役もいくつかできて、

それに合わせて書き直しもしました。


沙悟浄の弟子、悟空誕生時の石、

ハンマー妖怪、ワニ妖怪…

子どものアイディアはできるだけ

活かしたくて四苦八苦です。


ちなみにこの四苦八苦を

悟空は乗り越え、

お経を手に入れます。


生まれながらにして持つ四苦。


生老病死を

悟空は師匠のもとで

乗り越える術を学びます。


そして、

残りの四つの苦悩を

それぞれに持つ妖怪を倒していくように

脚本を作りました。


そして、

たどりつくのは、

苦労している、という、

ゴチャゴチャした自分の心を手放し、

空っぽの自分で今を感じること。


だから

今年はステージに

真っ青な空を出したいなあ


など、

脚本ができたら、

次は衣装に装置を考えます。


前の衣装を引っ張り出して、

今回に合わせて衣装合わせの段取り、

あと何を作るか検討。


ミュージカルを作るのは、

やることいっぱいです。


役の発表は

子どもも私も緊張します。


私は考え抜いて

その子にとって合う役を

合うように作り直しているから、

きっと喜んでもらえる、

そう思いつつも緊張します。


ゆくゆくは

納得できても、

最初になりたい役になれないショックを

私も知っているから。


その落胆と悲しみを

乗り越えるのは子どもたち。


引き受けるのは

私の仕事です。


人生のさまざまな出来事は、

起こるべくして起こるから、

私がどう決めても

それぞれの子の人生に

大事なことですが、

とぶくじらでは、

できるだけ喜びの体験を積んで、

心の栄養にしてほしい。


そう思います。


でも、

ストーリーがでたらめにならないように、

なんでも好き勝手を聞くわけじゃないように、

できるだけ慎重に考えます。


みんなが喜んでくれますように。


さあ、いよいよ

配役発表です!



※写真は、

夏休みに龍を見つけて送ってくれたもの。

他にも動画をくれた人もいて、

みんなの日常に

とぶくじらがあるのは嬉しいなぁ。

ありがとうございます😊