今年の役決めは、難しい… | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


とぶくじらの夏は、
役決めで熱いです!

…と、言いたいですが、
今年はコロナ禍の影響で
会場人数も制限され、
各クラスがほぼ2つに分かれていて、
しかも時間制限がある場所もあるし、
夏休みは学校によって時期もズレるし、
マスクして換気するから部屋は暑いし、
距離も意識しなきゃならないし…

なかなか思いきった
役決めになりません。

そこで、今回は各クラス、
全部が2回に分けて行っています。

まずは、役決めの練習。

全部の役をやりながら、
何になりたいか子どもが見極め、
少し役決め風にたくさん候補を残し、
みんなのやる気をみていきます。

どの役にも懸命な子、
好きな役だけ入魂する子、 
恥ずかしくってできない子…

いろんな様子が見えるのは、
役決めの醍醐味です。

今年度は、
不安定な日々を過ごす子どもたちに、
とにかく楽しめる場を作るために、
レッスンをスタートしました。

コロナが落ち着いて、
舞台発表はできたらいいね、
でも無理なら野外でやろうと、
それに同意した子が集まっています。

だからこそ、
いつもみたいに、
はっきりと役を分けて、
責任を持って演じきるのを目指さず、
とにかく楽しい練習にしたい。

今までになく、
魔女や魔法使いがたくさんいる
ミュージカルになりそうです。

また、いつも以上に
ふざけていたり、はじけていたり、
まじめじゃない話にしたい。

いつも、今日が一番楽しかった日に
なるといいなと思っています。


役決めをしていると、
子どもの頭は冴えて、
新しい歌や踊りも頭に入りやすいです。

エメラルド人役には、
昭和、平成、令和の
アイドルを足したような、
キュートな踊りを作りました。

照れながらも
男の子も踊ってくれて、
実にかわいい!

マスクしてても、
暑さや息苦しさに負けず、
オズのふざけた歌を楽しんで歌ったり、
トトになって駆け回ったり…

このお盆休みに、
みんなのイメージで
脚本を書き直して、
次の練習で調整していくための
本気の役決めをしなくっちゃ、です。

さあ…どうなることやら。

がんばるぞっ