あたたかな連鎖をつなげたい | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


愛知県も国からの緊急事態宣言があけ、
ちょっとずつ学校再開に向けて動いています。

それぞれの施設も、
それぞれのあり方で
制限をかけたりしながらですが、
再開に向かっています。

とぶくじらも、
再開できるかな、と、
準備を始めています。

こどもたちに出したお手紙も
そろそろ届いたことでしょう。

6月からの再開の場所や、
時間や持ち物や準備など、
変更もギリギリまであるでしょう。

また、検温などのお願いなど、
今までにないこともありますから、
それについては前の日に連絡します。

お待ちくださいね。

そして、よくチェックしてくださいね。

また、なにか無理があるようなら、
即、変更しますので、
ご了承ください。

よろしくお願い申し上げます。


昨日は、とぶくじらを立ち上げた、
わりと最初の頃から
関わってくださっている方と
打ち合わせを兼ねて会ってきました。

その方には小学一年生のお嬢さんが
いらっしゃるのですが、
入学式と登校日しか体験していない彼女が、
学校再開して、
急にピッチの早い授業についていけるか、
友だちをうまく作れるか、
ドキドキすると、おっしゃっていました。

学校の先生方ももちろん、
試行錯誤されているでしょう。

進めるべきカリキュラムと、
こどもたちの在り方の中、
懸命にできることをしてくださるでしょう。

でも、いろんな人が通い、
いろんな考え方が渦巻く中、
統制を整えなければならないのは、
至難の業でしょうし、
くたびれる子もいるでしょう。

だからこそ、
学校に気持ちよく通えるためにも、
元気を取り戻したり、
体をほぐす場を作りたいと
私は思っています。

その方は、
私の気持ちに多いに賛同してくださり、
なにかの形で
やってもらえるのは嬉しいと、
言ってくださいました。

そして、
お嬢さんとごく親しいお友だちが、
休みの間に
自分たちで背景や脚本なども手作りの
ミニシアターをつくり、
ペープサートをしてくれていると
話してくれました。

ミュージカル経験が、
彼女たちの創造力に火をつけ、
立体的に物語を作り上げ、
お客様(親御さん)に見せるまでに
仕上げているのだそうです。

それは嬉しい報告でした。

私が話をした彼女とそのご主人は、
カフェを営んでおられ、
このコロナの中、
テイクアウトのお弁当をいち早く始め、
コーヒー豆の焙煎とクッキーと
手作りリースのセットなど、
家で楽しめるキットを作ったり、
手作りマスクも
かわいいものを取り揃えたり、
儲けそっちのけで、
今の自分たちが、
みんなのためにできることを
めいいっぱいやられています。

私はそのお店の取り組みに、
何度も勇気をもらい、
私の行動をどうするか、
私にできることを考える力にしていました。

そのことを話すと、彼女もまた、
その思いを私に対して
抱いてくれていたと言うのです。

嬉しいばかりでした。


私は最近、思います。

類は友を呼ぶ。

このコロナでいろんな変革が起きています。

いろんな考え方や感じ方があります。

でも、結局は類は友を呼ぶのです。

もし、
自分がこどもたちのために
懸命になれる人であれば、
そういう人たちが集まってくれる。

私が人を大切にできる人になれば、
そういう人が来てくれる。

私がこのコロナから
喜びの種をもらえていたら、
今、感じられていないとしても、
感じられるようになるし、
それを感じている人と
時を共にできる。

コロナに関しては、
まだまだ表面的な前進であり、
これからも臨機応変な対応が求められ、
さまざまな制限がかかるかもしれません。

でも、そのいちいちに
文句を言うよりも、
私にできることを、進めていける道を
選びたいです。

ひとつひとつを
喜びをふくらませるチャンスにして、
進めて行こうと思います。