ぽかんとする時間に思う | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


今日は隠れ家ギャラリーえんで、
レッスンの日です。

朝から雨がしとしと降って、
雨の中に閉じこめられた気分。

7月のこの店のブレンドは、
「天の川ブレンド」。

苦味がある美味しいコーヒーです。

子どもの頃国語の教科書に、
まどみちおさんの詩が時々載っていて、
好きな詩があると、
その詩の入った詩集を図書館で借りて
読んでいたのを、
雨の日には思い出します。

「石ころ蹴ったら
ころころころげて
ちょこんととまって
それから
ぽかんと空を見た」

石ころ蹴るたび、
石ころ見るたび、
この詩を思い出します。

この詩は、
だまっている石ころの目になって
世界を感じる言葉が続きます。

何が好きって、
石ころがぽかんと空を見るところ。

自分の中を
ぽかんとする時間って、
大事だなぁと思うから。

そのぽかんから、
見える、感じる、分かることもあるから。

苦いコーヒーを飲んで、
ぽかんとしながら、
なにか見えたら楽しいなと
雨の日に思います。

何かの詩に
「雨は一日メガネをかけて」と
あります。

これもなぜか好きだけど、 
雨がメガネをかけるは、
なんだかあまり、わからない。

でも、好きな言葉。